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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2017.10
13
Category : カレン州
本校に受け入れる訓練生には、
これまで教育の機会にめぐまれなかった青年たちを多く受け入れています。

生活や就労に必要とされる.一般知識、ライフスキルや英語、
防災教育など、できるだけ多くの機会を土曜日に提供しています。

今回、サッカーの特別授業をしたいという申し入れが、
アルビレックス新潟の関連会社でAlbirex シンガポール・
ミャンマー支店の村中翔一さんからありましたので
ありがたくお受けしました。

9月30日(土)朝8時半、もう雨季明けが近いと言われながらも、
まだまだ雨が多いここパアンですが、
当日はラッキーにも日差しがさす好天に恵まれました。

村中さんの指導により、本校の4つある訓練コース、
自動車整備科、電気科、建築科、溶接科でチームを作り、
総当たりリーグ戦をしました。

時間も限られているので、1試合前半10分、後半10分で試合をしました。

最初は電気科チーム(ブルーのビブス)、
自動車整備科チーム(ビブスの余分がないので裸!)が対戦しました。

白熱戦!
171013_Pic01_白熱戦


片方のゴール前は泥んこにぬかるんでいましたがそんなことはお構いなく、
なかなか見ごたえのある接戦が繰り広げられました。

コーナーキックに備える
171013_Pic02_コーナーキックに備える

ゴールならず
171013_Pic03_ゴールならず


・・・結果、常に優位に試合をすすめた電気科チームが
1-0で自動車整備科チームを下しました。

村中さんは、普段は子供たちに指導しているが、
ここは18歳以上なので、さすが、迫力が違うと話していました。

また、ゴールがあることに驚いていました。
そのゴールは溶接科の手作りであることをお話しするとさらに驚いていました。

溶接科手製のゴールポート
171013_Pic04_溶接科手製のゴールポート


リーク戦が終わったのは丁度お昼近く、
優勝は電気科チームでスポーツ飲料がプレゼントされました。

記念写真
171013_Pic06_記念写真


全寮制のもと、普段の厳しい訓練をしていて、娯楽の少ない訓練生たちは
大いに盛り上がっていました。



れではまた次回までさようなら。

(横野)
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2017.10
06
Category : ラカイン州
マウンドー事務所今村です。

メディアでも大きく報道されていますが、
現在ラカイン州北部(主にマウンドー郡とブティドン郡)では、
8月25日以降治安状況が不安定となっています。

BAJマウンドー事務所は、
8月時点でラカイン州北部の3郡(マウンドー、ブティドン、ラティドン)で
以下の4つの事業を実施していました。

① 学校建設事業
② 学校修繕事業(サイクロンモラ支援)
③ 平和的共存事業(技術訓練)
④ ワークショップ事業(UNHCR及び国際NGOの車輛・ボート整備)

各事業の現状をお知らせします。

① 学校建設事業
日本財団資金で実施中の事業です。
5年次事業(2016年9月~2017年8月)では、
マウンドー事務所では6校舎を担当(他はシトウェ事務所で建設)。

8月25日時点で既に5校舎が完成しており、
ラティドン郡で建設中だった残り1校も無事8月末までに建設が完了しました。

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ラティドン郡Ba Ta Lay学校

そして、6年次事業(2017年9月~2018年8月)が開始しました。
シトウェ事務所、タンゴップ事務所と合わせて合計16校舎を建設予定です。

マウンドー事務所では、うち3校舎を担当し、
マウンドー、ブティドン、ラティドンでそれぞれ1校ずつ建設予定です。

ラティドン郡での建設予定地の治安状況は特に問題なく、
先日村でのキックオフミーティングを実施しました。
近日中に建設工事を始めます。

マウンドー郡とブティドン郡での建設は、12月末まで状況を見極め建設の可否を決定する予定です。

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ラティドン郡Kyauk Tan学校でのキックオフミーティング

171006_Picture3.jpg
ラティドン郡Kyauk Tan学校の児童・生徒

マウンドー事務所ではラティドン郡で学校建設事業が実施できており、
マウンドー郡とブティドン郡を除くラカイン州内のその他の地域でも、
BAJシトウェ事務所とBAJタンゴップ事務所が特に問題なく学校建設を進めています。


② 学校修繕事業
サイクロンモラ(詳しくは、こちら)により被害を受けた学校校舎の修繕事業です。
日本財団資金と一般の方からのご寄付で実施しました。

7月末から開始し、6学校の全7校舎を修繕。
主に屋根の修理を実施しました。
運よく8月24日に全ての修繕作業を終えており、
治安悪化の影響を受けることなく本活動は終了しました。

修繕が終わったいくつかの学校校舎は、
武力紛争から避難した人たちが一時滞在していました。

171006_Picture4.jpg
修繕の前後(マウンドー郡Chein Hlar Li学校)

③ 平和的共存事業
UNHCR資金により、8月25日の時点で、
9研修(裁縫訓練5、コンピューター研修3、機械研修1)を実施中でした。
残念ながら未だ再開できる状況ではなく、活動を停止したままです。

④ ワークショップ事業
間接支援としてUNHCRと国際NGO等の
車輛・発電機・ボート等を修理・メンテナンスする事業です。
こちらは、いつも通りの修理活動はできていませんが、
小規模で最低限のメンテナンスをしています。


ちなみに、マウンドー事務所は約60名のローカルスタッフを抱えており、
他民族・他宗教で構成されています。
60名のうち6割がラカイン族、3割がムスリム、残り1割がビルマ族とその他民族です。

このような状況になり、スタッフ間で他民族・他宗教に対する
ネガティブな思いが増長されていないか心配していましたが、杞憂でした。

彼らはこの状況でも、何に問題があるのかをきちんと理解しており、頼もしくあり誇らしく感じました。
BAJがマウンドーで20年以上活動をしてきた一つの成果であると思います。


さて、治安状況の悪化に関連して、
先日タイで開催されたUNHCR eCentreのセキュリティ・リスク・マネージメント研修を受講してきました。

私を含め18の任国からJICA、UNHCR、政府系機関、NGO職員合計28名が全6日間の研修に参加しました。

研修では多くのシミュレーションが実施されました。
武装勢力に誘拐、騒乱に巻き込まれる、行方不明になった同僚に関する情報収集、
敵対心を持っているローカルコミュニティへの説得等、架空の状況を設定し、
実際にそれにどのように対処していくかを体験しました。

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同僚に負傷者が出たのでチームで情報収集するシミュレーション

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食料配布場所視察中に裨益者に取り囲まれるシミュレーション


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援助関係者に怒りを感じている村長の説得

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全体集合写真

基本的にミャンマーは治安の良い国ですが、
BAJ の活動場所にはマウンドーのように近年治安状況が悪化してきている地域が含まれています。
今後も活動を継続していくためには、安全対策を強化していく必要があります。

まずは、本研修で学んでことを基に、12月に各事務所のミャンマー人シニアスタッフを対象に研修を実施します。
さらに、彼らと一緒に各事務所の緊急対応案を作成していく予定です。

今村
2017.09
19
ポテトチップ御殿

ヤンゴンで買えたらいいのに!と思うほど美味しいチャウパダウン産のポテトチップ。
今日は、ポテトチップ工場のご紹介です。

マンダレー地域とマグウェ地域との境に位置するチャウパダウン郡(マンダレー地域)は交通の要衝。

チャウパダウンヤンゴンから北上してマグウェ通過した場所にありますし、
チャウパダウンから東へ抜けたらシャン州タウンジーへも抜けられます。

だからでしょう。昔からチャウパダウンには、大型トラックを何台も所有して運輸業で設けている大金持ちも多いです。
また、チャウパダウンの特産品のひとつがピーナッツなので、高級なピーナッツ油があります。

出会うべくして出会ってうまれたのがポテトチップだったのでしょう。
じゃがいもはシャン州から新鮮なものが入手できて、揚げる油は地元の純ピーナッツ油。
(高級品なので他の油と混ぜているところもあるらしい・・・)

チャウパダウンの街を通ると道端の店にはポテトチップの袋詰めが所狭しと並んでいます。
ということで、このポテトチップ商売が繁盛して立派な家が何軒かあって、私はポテトチップ御殿と呼んでいます。

チャウパダウンで一番有名なポテトチップ御殿は、ここ、メイイーチョー。

創業者のお父さんはお店の名前に愛娘の名前をつけました。
その娘さんも最近結婚されて若旦那も家族経営のポテトチップ販売ビジネスのお手伝いをしていました。

工場全体
工場全体

ポテトチップ工場の中は、広い敷地。でもオープンエアーです。

皮むき、味付け、揚げる、油切り、袋詰めコーナーにわかれています。
工員は全員女性。男性混じらせると問題がおきるからねぇと社長。

皮むき
皮むき

味付け
味付け

揚げる
揚げる

袋詰め
袋詰め

入り口には、味見できるコーナーもあります。
購入しなくても、好きなだけ味見させてくれてお茶までだしてくるなんて太っ腹です。

ここで買うと1袋1,000チャット(80円)のポテトチップですが、外の店で買うと1,100チャット(88円)。
やっぱり揚げたての新鮮なのが美味しいので工場で買うのがおすすめです。

おすすめチップス
おすすめチップス


最近は、シンプルなポテトチップ以外にもサツマイモチップスやツイストチップスなど新発売されていますが、
私はオーソドックスなポテトチップ厚切/薄切りタイプが好きです。

ミャンマーならではのお味は、唐辛子やピーナッツ入りの辛いポテトチップスでご飯と一緒に食べると最高に美味しいです。

地元では有名なので、地元の人にメイイーチョーに行きたいといったら連れて行ってもらえますよ。(A)
2017.08
23
Category : 中央乾燥地域
こんにちは、ヤンゴン事務所の塩野目です。

8月19日、ヤンゴン市内のホテルにて、
BAJマグウェ事務所の現地化に際し祝賀イベントを開催しました。

BAJは中央乾燥地域にて水供給事業を17年にわたって実施、そしてついに自立、現地化する運びとなりました。

当日はBAJの6つの事務所から計27名のスタッフと
外部から10名のゲストをお迎えしての盛大なパーティとなりました。

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マグウェ事務所はフィールドコーディネーターとして現場を率いてきたスタッフを代表に
今年7月National Water Service Group (NWSG)という組織を立ち上げ
新たにソーシャルビジネスとして水供給事業を継続していきます。

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元マグウェ事務所のスタッフたち

BAJの中央乾燥地域での活動開始は1999年まで遡ります。
ニャウンウー、チャウパドン、マグウェとその拠点を移しながら、村落での給水事業を実施してきました。

17年間の実績は、新規井戸掘削126本、井戸修繕465本で、裨益人口は30万人を上回ります。

Picture4.png

施設の建設だけでなく、村の水管理員会の運営研修や
水と衛生に関するワークショップも並行して実施してきました。

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2015年5月からは日本人駐在員を置かずに規模を少しずつ縮小、
既存井戸の修繕に重きを置いた活動にシフトしながら現地化への準備を進めてきました。

イベントでは、冒頭でBAJミャンマー国代表の森、事務局長の新石、
そして独立するグループの代表となるゾウミンが新たな門出に際しそれぞれの思いを述べました。

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また、ヤンゴン事務所のプログラムオフィサーが
BAJの中央乾燥地域での活動の歴史をスライドを使って振り返りました。

たくさんの懐かしい写真に会場からは感嘆の声があがりました。

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1999年の活動開始当初

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2007年、JICA調査団の訪問

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2012年、マグウェ事務所開所式

中央乾燥地域の活動は晴れてBAJから卒業となりましたが、
今後もしばらくは彼らの活動を見守り、後方からのサポートを続けていきます。
2017.08
10

下の写真はいわゆる「ゴム草履」です。

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ミャンマーでは外に出るときは、ほとんどの人がゴム草履を履いています。
公式の場でも多くの人がゴム草履です。

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 (ある式典での写真。黄色い上着の方はカレン州政府の高官。足元に注目)

私は、3月赴任以来、ずっと日本で愛用していたウォーキングシューズを履いていました。

ところが、雨季の真っ最中の6月のある休日の夕方、知人宅で食事会があり、
その時もいつものシューズを履いておじゃましたのですが、
食事会も終わり、いざ帰ろうと玄関先の自分のシューズを見ると、ぐっしょり濡れています。

ここパアンの雨季は、日本の梅雨の雨の降り方とは大いにちがっていて、
降るときは、まさにバケツをひっくり返したように土砂降りになることがよくあります。

知人宅の玄関入り口には屋根はあるのですが、強い雨が降り込んで、シューズも濡れてしまったものです。

あくる日、そのシューズは何ともいえない臭いを発していたので、
内履きにしていたゴム草履を履いて学校に出勤しました。

一時的な「ゴム草履出勤」のつもりでしたが、いざ日常に履きだすと、
その便利さのためそれ以来ずっと「ゴム草履出勤」を続けています。

たかが「ゴム草履」、されど「ゴム草履」で、いいところが一杯あります。

まず、いつ雨になろうと関係なし、何しろ濡れっぱなしでもいっこうにかまわないのですから。

さらに安全上もいい点があります。
ミャンマー、とりわけパアンの雨季は5月から10月まで続くので、
道路や、玄関エントランスのスロープにはぬめりが発生し、滑りやくなります。

あるときに必要があって革靴を履いているときに、すっかり滑って、完全に転倒してしまいました。幸いケガはしませんでした。

その革靴の底は合成樹脂製で、まだ新しいので突起も残っていたのですが、滑るのを防げませんでした。

こういう点では、ゴム草履はすぐれています。
なにしろ接地面にあわせて自由に変形するので、接地面積がおおきくなり、すべりにくくなるのです。水たまりも平気です。

まだまだ駐在は続きますが、これからも、「ゴム草履出勤」を続けるつもりです。

ここでクイズです。お坊さんは何を履いているでしょうか?
・・・・答えは、下の写真をみればわかるように、裸足!






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それではまた次回までさようなら。(横野)