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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2017.08
10

下の写真はいわゆる「ゴム草履」です。

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ミャンマーでは外に出るときは、ほとんどの人がゴム草履を履いています。
公式の場でも多くの人がゴム草履です。

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 (ある式典での写真。黄色い上着の方はカレン州政府の高官。足元に注目)

私は、3月赴任以来、ずっと日本で愛用していたウォーキングシューズを履いていました。

ところが、雨季の真っ最中の6月のある休日の夕方、知人宅で食事会があり、
その時もいつものシューズを履いておじゃましたのですが、
食事会も終わり、いざ帰ろうと玄関先の自分のシューズを見ると、ぐっしょり濡れています。

ここパアンの雨季は、日本の梅雨の雨の降り方とは大いにちがっていて、
降るときは、まさにバケツをひっくり返したように土砂降りになることがよくあります。

知人宅の玄関入り口には屋根はあるのですが、強い雨が降り込んで、シューズも濡れてしまったものです。

あくる日、そのシューズは何ともいえない臭いを発していたので、
内履きにしていたゴム草履を履いて学校に出勤しました。

一時的な「ゴム草履出勤」のつもりでしたが、いざ日常に履きだすと、
その便利さのためそれ以来ずっと「ゴム草履出勤」を続けています。

たかが「ゴム草履」、されど「ゴム草履」で、いいところが一杯あります。

まず、いつ雨になろうと関係なし、何しろ濡れっぱなしでもいっこうにかまわないのですから。

さらに安全上もいい点があります。
ミャンマー、とりわけパアンの雨季は5月から10月まで続くので、
道路や、玄関エントランスのスロープにはぬめりが発生し、滑りやくなります。

あるときに必要があって革靴を履いているときに、すっかり滑って、完全に転倒してしまいました。幸いケガはしませんでした。

その革靴の底は合成樹脂製で、まだ新しいので突起も残っていたのですが、滑るのを防げませんでした。

こういう点では、ゴム草履はすぐれています。
なにしろ接地面にあわせて自由に変形するので、接地面積がおおきくなり、すべりにくくなるのです。水たまりも平気です。

まだまだ駐在は続きますが、これからも、「ゴム草履出勤」を続けるつもりです。

ここでクイズです。お坊さんは何を履いているでしょうか?
・・・・答えは、下の写真をみればわかるように、裸足!






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それではまた次回までさようなら。(横野)
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2017.07
31
Category : ラカイン州
マウンドー事務所の今村です。

7月3日、国連難民高等弁務官のFilippo Grandi氏がマウンドーのBAJ事務所を訪問され、
UNHCRと実施している平和的共存事業の活動の一つである女性のための裁縫訓練を視察されました。

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研修参加者たちとお話になり、日々裁縫訓練に励む彼女たちの状況をご確認になりました。

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歴代の国連難民高等弁務官を含めても、高等弁務官がマウンドーを訪れるのは初めてとのことです。



翌日のミャンマーの新聞では、一面にGrandi氏のBAJ活動視察のことの記事が一面に載りました。

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ちなみに、記事の写真で目をつぶってしまっているのが私です(笑)

今村
2017.07
25
Category : ラカイン州
ラカイン州の南部へ出張しました。目的は、新しい活動の準備です。今回の出張は、とっても楽しかったです。

理由は、緊張感のあるミッション同行でもなく、学校校舎の出来栄えチェックする厳しいモニタリングでもなく、言いにくいこといわなきゃいけないスタッフ面談もなく、植物博士の村歩きに同行したからです。雨季のこの時期、晴れ間なんて珍しいのですが、この植物博士が村歩き始めると、自然と雨がやんだのには驚きました。神がかってる・・・。


校庭


村人たちに校庭内に植えている植物のこと、誰のアイデアでどんな木を植えたのか水やりは?夏休み中は誰が管理しているのか?、伝統薬に詳しい村人がいるか?今後の活動にヒントになる話を聞きだしながら、村の散策をしました。何か新しい活動を始める時にやる気のある村でやることが鉄則ですが、その見極めが難しいです。いくつかの指標をもうけて、村に何度か通いながら20校の中から5校まで絞りこみました。その5校へ植物博士と学校を訪問して、村歩きした結果、4校を新しい活動の対象村としました。(新しい活動の詳しい内容は、またの機会にご紹介します。)

学校話し合い


ある村では学校の授業が始まるところだったのですが、特別ゲストが来たからということで、先生が子どもたちに植物博士の村あるきに同行するよう指示。私は、村人と子どもたちから、下痢や咳に効く葉を教えてもらいました。もぎたてライムもいただきました。

植物博士


子どもたちは、村にある植物や木の名前をよく知っているんですね。町に住む子とは違いますね。あれこれ、教えてくれましたが、ラカイン名なのでミャンマー名とはちょっと発音が違うんです。みんなで、ラカイン名、ミャンマー名、英名、和名を教え合いながら村歩きは続きます。

グアバ

まだ食べごろではないグアバをとって差し出す女の子たち。顔にはタナカぬっています。

タナカ

村の中にタナカの木を植えている家も。売ったら結構、言い値で売れるはず。

胡椒

椰子の木に絡みつく胡椒

木登り


木が生い茂る中にはいると自然と木登りが始まります。

おじいさんが軒先にしげるタマリンドの葉っぱを収穫中。今日のばんごはんのサラダかスープにいれるんでしょうね。


タマリンド


散策が終了すると、すかさずスタッフがお店で子どもたちへのご褒美の飴を購入。村案内ありがとう。

ご褒美

今年度から政府の小学校1年生の教科書が日本政府の支援で改訂されました。カラフルなイラストがたくさんあって、興味がわきそう。教室にあった理科の教科書見てみると、結構、難しそうな植物の生態を勉強するページを発見。これから、益々、教育の質の向上が求められていくんでしょうね。教科書からだけ学ぶのではなくて生きた教材からもたくさん学んでほしいです。(A)

教科書2




2017.06
30
Category : ヤンゴン
こんにちは。ヤンゴン事務所の塩野目です。

今回は、今月BAJが参加した参加型評価研修についてご報告します。

ミャンマーで活動する日系NGOの集まりJNN(Japan NGO Network)では、
今回初めての試みとして共同で研修を企画しました。

第1回目として、日本から講師をお招きして実施することになったのが「参加型評価/MSC研修」です。

実は、昨年すでにBAJでは同じ講師による参加型評価研修を受けているのですが、
今回はMSC(Most Significant Change)という参加型評価の1つの手法に焦点を絞った内容で、
新たな評価法を学ぶ機会となりました。

昨年の研修の様子はこちら
http://bajmyanmar.blog.fc2.com/blog-date-201610.html

研修には、ミャンマー人・日本人のNGOスタッフ計20人がミャンマー各地から集まり、
3日間にわたって理論から実践までを学びました。

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研修の3日目には、ヤンゴンで活動する団体の職業訓練センターを訪問し、
MSC手法を用いて訓練生たちにインタビュー・内容の分析を行いました。

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受益者の変化の物語の中から「最も重大な変化」を議論して選出。
MSCでは、この選出の過程が分析にあたるとされています。

JNNでは、毎月日本人のメンバーが集まって会議や勉強会をおこなっていますが、
ナショナルスタッフも交えて研修を実施するのは初めてのこと。

日本人ミャンマー人関わらず、どの団体の参加者も非常に意識が高く熱心で、とても良い刺激になりました。

MSCという新たな手法を勉強できたことはもちろん、同じNGOスタッフとして活動する方々の熱意に触れられたことが
大きな収穫となった3日間でした。

今後、本研修での学びをどのように事業に活かしていくか、スタッフ間で協議していきます。
2017.06
28
Category : ラカイン州
マウンドー事務所の今村です。

このブログでも何度かご説明しましたが、ミャンマーは自然災害が発生しやすい国です。
その中でもラカイン州は、ミャンマーの中でもサイクロンの通り道となりやすい場所の一つとなっています。

今年もやってきました。サイクロン。その名もサイクロン「モラ」!!
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上陸予定前日には、サイクロンへの警戒警報が出ました。

5月29日夜10時くらいから激しい雨と風が始まり、
深夜さらに激しくなります。

そして、翌日、朝起きて外を見たら事務所が大惨事に!!
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木が倒れてます。
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屋根が吹き飛んでいます。
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建物が崩れています。
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もちろん、BAJ事務所だけでなく、
マウンドー県(マウンドー郡とブティドン郡)全体にサイクロン被害が出ました。

5月30日のマウンドー市街地の写真です。
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午前11時半の時点では、まだ道路に倒れた木や電柱がそのままになっていて、車輛で通行
できない場所がいくつかありました。

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写真のように、午後4時半には、地元行政が道路の障害物を撤去し、かなりの部分が通れるようになっていました。

下の写真は、BAJからUNHCR事務所までの道路です。
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電柱が全て倒れてしまっています。


マウンドーは2015年にもサイクロンコメンにより、被害を受けています。
BAJ事務所の被害は大きいですが、2年前と比べ今回のサイクロンでは地域の被害は小さかったと言えます。

ミャンマー政府の発表によると、マウンドー県内全体の被害状況としては、
家屋の破損が14,990軒、学校校舎の破損が364校舎となっています。

BAJはラカイン州で日本財団と5年間の学校校舎の建設事業を実施中ですが、
この事業で造った校舎は今回のサイクロンでも被害を受けませんでした。
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写真の3つの建物のうち一番左側にあるのが、
BAJが4年次事業(2015年9月~2016年8月)で建設したのものです。
他の2つは、ミャンマー政府の建設によるものです。

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BAJが建てた校舎は被害がありませんが、他の校舎2つは屋根に損害が出ています。
この事業では、災害に強い校舎を作っていると改めて示すことができました。

今回のサイクロン被害への対応については、行政の動きが早く、資金も独自に調達できているようです。
地元教育行政も被害を受けた校舎の修繕を計画立てていますが、全てをカバーすることを難しいようです。
BAJは、行政機関の修繕対象から外れてしまった校舎の修繕を計画中です。

最後に、下の写真は私が使っているシャワールームです。
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サイクロンで屋根が吹き飛びました。
雨が降っているときには、シャワーを浴びているのか雨を浴びているのかわかりません(笑)

マウンドー事務所 今村