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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2018.02
08
Category : その他
いつもブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)の活動を関心をお寄せ頂きありがとうございます。

BAJでは、2018年1月25日にウェブサイトをリニューアルしました。

リニューアルに伴い、これまでこのブログでご紹介してきたBAJミャンマーでの活動報告は、
今後、BAJウェブサイトでおこなうこととなりました。

これまで通り、ひと月に2回程度、現地での活動をご紹介してまいります。

ぜひ、BAJウェブサイトをご覧ください。

引き続き、ご支援のほどどうぞ宜しくお願いします。

BAJ東京事務所 担当 瀬川
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2017.12
29
Category : 未分類
まもなくプロジェクトの開始から2年を迎えるBook&Toyプロジェクト。
今月、今年最後の寄贈がラカイン州中部のシトウェ地域周辺の小学校5校にておこなわれました。

これまでの寄贈校数は45校となり、総生徒数は1万人を超えました。

今回寄贈した5校それぞれの様子をお伝えしたいと思います。

Taw Kan Gyi小学校では、今回の寄贈にともない
PTAメンバーを中心に図書委員をつくることになりました。
これから毎日子どもたちに貸し出しをはじめます。
ファシリテーションでは、子どもたちもすぐに囲碁のルールを覚え熱中していました。

TKG IGO game
先生から囲碁のルールを説明してもらう子どもたち

TKG.jpg
けん玉がうまくできて笑顔の女の子

Kyet Zay小学校でも、先生たちとPTAメンバーが共同で図書委員会を運営することになり、
図書棚は毎週1日、子どもたちに開放していくことになりました。
今後は政府からの教育資金をあてて本の冊数を増やしていきたいと話してくれました。
子どもたちも、BAJスタッフの説明を熱心に聞いてくれ、
絵本やまんがの本にとても関心を持っていました。

KZ.jpg
囲碁にも真剣です


こちはらTaung Oo小学校です。
子どもたち、先生ともに今回の寄贈をとても喜んでくれました。
話し合いの結果、PTAメンバーで図書委員をつくり、子どもたちに毎日図書を貸出ししていくことになりました。
最初は無料で貸し出しますが、将来的には村人からに少額の貸出料をとっていき、
さらに本を増やしていく計画です。

To Reading Time
はじめて見るカラフルな図書に夢中の子どもたち

TO.jpg
寄贈証書の授与

Pyin Hla小学校では、先生とPTAメンバー7名で図書委員会をつくりました。
これから図書棚の開放時間を設定し、貸出を始めます。
ファシリテーションでは、特にけん玉、輪投げが人気で先生も含めみな熱中していました。

HL.jpg
先生たちとのミーティングの様子

Kyay Taw Ywar Ma小学校では、これから毎日子どもたちに図書の貸し出しをはじめます。
先生との話し合いでは、今後、本の冊数を増やすためのアイデアを出し合いました。
この学校では、子どもたちの学齢が低かったこともあり、ルールがシンプルなけん玉、輪投げが人気でした。

KTWM.jpg
輪投げの説明を真剣に聞く子どもたち

2018年はラカイン州、中央乾燥地域、ヤンゴン市内等を中心に寄贈を進めていき、
さらに多くの子どもたちに図書と良質な玩具に触れる機会を提供していきます。

2017.12
22
Category : ラカイン州
本日は、専門家の技術指導についてご紹介したいと思います。

ラカイン州での学校建設事業は、第一期5年間100校の建設を完了し、
現在第二期が進行中です(2017年から2022年までの5年間で80校)。

何度も来ていただいている日本人専門家をこの度も招聘し、BAJ建設現場への技術モニタリングを実施しました。

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専門家から指導を受けるBAJ現地エンジニア

これまでの専門家の指導で以下の点が改善されてきました。

① 建設現場での安全
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工事中の安全面でのルールがかなり守られてきました。

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写真のように安定した足場を組み、作業員の安全を確保しています。

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女性OJTも作業服と安全靴をはいています。

② コンクリートの質
本事業での校舎はコンクリート製ですが、重要なのがその質。
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以前よりもコンクリートの質が高くなっています。

③ 設計図
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校舎と一緒にトイレの建設もしていますが、今までの設計図では採光がいまいちだったため、
中に入り戸をしめると薄暗い状態でした。今回は、ガラスブロックを取り入れ、光が入りやすい仕様となっています。
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また、これまでの校舎では、夏場になると教室の中が熱いという声もあがっていたため、
空気抜きブロックで風通しが良いようにしています。

まだまだ課題は多いですが専門家の指導の元、更なる改善を追及していきたいと思います。

今村
2017.11
19
Category : その他
11月12日 投稿の続き、、、

もうひとつ見学したのは、ミャンマーの老舗NGOのひとつメッター開発財団。
創設者はカチン族の女性で2013年にマグサイサイ賞(マグサイサイ賞 は、フィリピン大統領ラモン・マグサイサイを記念して創設された賞。毎年マニラ市のラモン・マグサイサイ賞財団により、アジア地域で社会貢献などに傑出した功績を果たした個人や団体に対して贈られる。比喩的に「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる権威ある賞)を受賞している。メッターとは、ミャンマー語で「親切」という意味。ミャンマー全国で緊急支援から地域開発まで手掛けているキリスト教系財団です。バゴーでユニークなコミュニティセンター運営をしていると聞いて構想から半年以上たってようやく訪問が実現しました。

メイン道路から横道にそれて、しばらく走って間違ったのではと不安になり始めたころに入口にたどり着きました。看板もない地味なコミュニティセンターって、と思ったのもつかのま、緑がおいしげる自然の中にとても素敵な空間が出現しました。

食堂入口


<写真:ジャングルをわけいると開放的な食堂が>

施設のマネジャーはヤンゴン出身で着任から4年目。メッター開発財団では20年以上のキャリアがあり流暢な英語で概要の説明がありました。このコミュニティセンターは、エコライフを推進する教育の場とサービスの提供。敷地内では、近くの廃材所で木材の切れ端を屋根にしたり、煉瓦造りもイギリス統治時代に建てられた建物の廃墟から切り出されたもの使用したりリサイクル、リユースにこだわっていることがわかります。

マネジャーは、アメリカで同様のセンターに1か月間ほど視察&研修に行ってエコライフコンセプトと実践を勉強してきたそう。
現在、このコミュニティセンターでは、国際NGO&ローカルNGOに研修スペースと宿泊施設をリーズナブルな価格で提供している。

マネジャー

<写真:施設のマネジャーからていねいに施設の説明を受けた。>

最初の1年間は、ランニングコストの資金提供があったものの、2015年から一切外部資金は受けていないそう。今では、施設運営に係る経費、施設内で働く20名分の人件費も含めてビジターを受け入れることで稼ぎ出している。毎月平均500人のビジターをコミュニティセンターに受け入れ約7,000ドルの収入があるそう。

研修施設

<写真:40名収容できるマルチホールがふたつある>


宿泊所

<写真:清潔で簡素な宿泊施設 概観>


宿泊施設

<写真:お湯シャワーはありませんが発電機は常備されている>


一切宣伝せずに、この集客数は凄いです。ビジターがセンターの良さをSNSを通して発信、宣伝に繋がっているそうです。

可能な限りエコライフの推進をするため、センター内はプラスチック、エアコン、お湯シャワー、味の素なし。コンセプトは理解していても、カエルやヘビが多くてビジターから苦情受けることもあるそう。

喫茶店

<写真:研修で使った頭はコーヒーショップでリフレッシュできる。>

コーヒーショップでは、コーヒー以外にジンジャーティーやミャンマーティーも楽しめます。
今後は、ソーシャルエンタープライズにも力を入れていく予定だそうです。オーガニックのシャンプー、石鹸、お茶などが販売されています。メッター開発財団は、これまで地方で農村開発など手掛け、安心な食材の生産に力を入れてきています。それら生産物を独自に入手できるルートがあるのも強みで将来の展開にも期待できそうですね。

シャンプーなど

<写真:これから更にパッケージ開発していく>

支援の方法は、色々とありますが大きな助成金に頼らずに持続可能な支援を実現することは容易ではありません。今回、2つの団体の活動を通して、地域や技術をこよなく愛する多くの人たちに出会えました。また、その方たちを通して持続可能な支援とその可能性についてより理解を深めることが出来ました。社会問題に少しでも意識がある消費者と少しの機会が必要な人たちがもっと繋がってよりよい社会の実現に今後もかかわっていきたいと思いを新たにしました。(A)

・メッター開発財団
http://www.metta-myanmar.org/

2017.11
12
Category : その他
ヤンゴンから車で2時間ほど行ったバゴーで活動するNGOの現場へ見学に行ってきました。

1つめの団体は、新潟に拠点を持つNPO法人アジアクラフトリンクさん。
ミャンマーのバゴーで木工加工の技術指導を実施して付加価値をつけてミャンマー国内や海外で販売しています。広めの敷地に2階建ての1軒屋があって、横には木工加工品の仕上げ工房もあります。


もともとバゴーは木工加工で有名な場所のようです。
工房の方たちも人材を育てている余裕がないということで、アジアクラフトリンクさんが若者の技術訓練を実施し工房に就職させるという試みもしていました。

技術指導

<写真:リタイヤした親方から技術指導受ける若者>

アジアクラフトリンクさんがお付き合いしている工房の一つも見学させてもらいました。家の横に青年ら7人がおがくずにまみれて作業に打ち込んでいました。親方はおじいさんの代から工房を営む家に生まれ12才から木工加工に従事し、現在42才。以前は親方含めて3人で作業していたそう。アジアクラフトリンクさんと出会って仕事の注文が順調にのびて今では7人を雇用しているそう。

切りだし

<写真:木材の切り出し作業中>

スプーン

<写真:これからやすりがけでスプーンを完成させる>


7人作業員


<写真:7人の青年が毎日、作業に励んでいる>

加工された製品は事務所に届けられる。
事務所敷地内にある工房では近所から集まった女性が最後のやすりかけやニス塗りなど黙々としていました。

仕上げ作業


<写真:仕上げ作業に励む女性たち>

中には、品質が悪いということで買い取ってもらえないものもあるとダメ出しのあった商品を親方が見せてくれました。アジアクラフトリンクさんのみなさんと親方との努力の結果が消費者に届けられているんですね。

本部のある新潟のお店だけではなく成田空港の一村一品ショップ、その他でも販売しているそうです。立派なカタログもあります。

最後に気になったのは、工房においてあった材料のツゲの木。昔は、もっと大きな木が材木として入手できたそうですが、今ではそのサイズの木材は入手できなくなってきているそうです。

大きい木材

<写真:昔仕入れた大きな木材>

小さい木材

<写真:工房の横で乾燥させている小さな木材>

開発が凄いスピードで進むミャンマーですが、環境保全も同時に配慮していかなければなりません。私は、既にアジアクラフトリンクさんのいくつかの製品を購入して大切に使っています。ほっこり温かみが感じられるミャンマー産の更なる木工品の新製品にも期待しています。消費者に選んでもらえる製品の開発をミャンマーの人と一緒にして、そこで技術移転をして雇用をうんでいくことは、まさに持続可能な支援の形です。現場を見学することが出来て、とても勉強になりました。

お忙しいところご案内いただいた職員の方に感謝申し上げます。(A)

・NPO法人アジアクラフトリンク
http://acl.or.jp/index_qhm.php?FrontPage
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