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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

プロフィール

BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

BAJホームページはこちら

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2017.04
12
Category : ラカイン州
マウンドー事務所の今村です。

今日は、いつものブログ記事とは変わって、駐在員のある一日を時系列でお知らせします。
駐在員になったつもりで読んでいただけますと幸いです。

午前6時05分
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この日は、早朝から活動開始です。

マウンドー事務所から隣の郡のブティドン郡へまずは移動します。
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最近は、夜が明けるのが早くなりました。
3か月前の同じ時間は、まだ真っ暗でした。

7時22分
ブティドン市街地に到着しました。
まずは、スタッフと一緒に朝ご飯です。
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写真に写っているのは、左から学校建設スタッフ、ボートドライバー、研修担当スタッフです。
左の2人がラカイン族、右のスタッフがムスリム。
複数の民族が共存する地域だということが朝ご飯の写真からわかります。

午前7時31分
最初の目的地、ブティドン市街地近くのMyo Thit小中学校です。
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日本財団の資金でBAJが建設し、昨年8月に完成した校舎です。

現在、ミャンマーの学校は長期の休暇中ですが、この日は校長先生に教室を貸してもらいました。
教室を借りて何をしたかと言うと、新スタッフの採用面接です。

新しいスタッフの募集をかけたところ何名かの応募があり、
マウンドーのBAJ事務所まで何名かの応募者には来てもらい面接を行いましたが、
ブティドン郡出身のムスリム応募者は、この日移動許可が出なかったためブティドンで面接を実施することにしました。

この日は、早朝から3名の応募者と面接を実施しました。
写真の右側が応募者です。
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午前8時56分
面接が終わり、次の目的へと出発です。
移動手段はボート。
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マウンドー郡内は、BAJが長年多くの橋を造って来たこともあり、ほとんどの村へ車で行くことができます。
しかし、ブティドン郡、ラティドン郡の村へ行く際には、多くの場合ボートが必要です。

スタッフが乗り込み、準備万端です。(タンミンピース)
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出発!!
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2人ともBAJスタッフです。
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左が、朝ご飯の写真にも写っていたボートドライバー、右が現場張り付きの建設スタッフです。

目的の村に着くまでの途中の景色です。
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10時05分
1時間強かけて到着です。
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目的の村、ラティドン郡Yae Soe Chaung村に着きました。
日本財団の資金で実施中の学校建設現場です。
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写っているのは、古い校舎です。
この学校は生徒数が多いため、BAJの校舎が完成した後も古い校舎を使用予定です。

10時30分
現場スタッフとの打ち合わせです。
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真ん中のBAJシャツを着たスタッフがこの現場の担当エンジニアです。
家族がヤンゴンに住む中、単身ラカイン州に来て働いてもらっています。

11時15分
シットウェ側から来るBAJ国代表と専門家の土木技師を迎えます。
2人が乗ったボートが近づいてきます。
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到着です。
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11時33分
一休みしてから早速、専門家に建設現場を見てもらいます。
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担当エンジニアへ直接技術指導がされています。
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一通り状況を見ていただいたところで、その場にいたBAJスタッフ全員へとご指導いただきました。
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12時15分
次の村へ出発するため、ボートに乗り込みます。
このボートは天井が低く、乗り込むのも一苦労です。
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13時25分
1時間以上かかり、次の目的の村ラティドン郡Bar Ta Lay村に到着です。
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こちらの村でもBAJが学校校舎を建設中です。
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13時52分
専門家に現場を見ていただく前に、まずは遅めのランチです。
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14時20分
専門家の現場確認開始。
担当スタッフへと直接技術指導をしていただいています。
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進捗状況はまだ掘削が終わったところですが、専門家によるとこの掘削だけでも技術力の差が出るとのこと。
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この現場は、きれいにまっすぐ土を掘れていますが、ダメな現場では曲がってしまうとのこと。

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この現場でもスタッフ全体への技術指導です。
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15時10分
シットウェへと戻る国代表と専門家を見送ります。
今回もありがたいご指導でした。
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15時15分
見送った後、私もマウンドーへ向けて帰ります。
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15時46分
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まだ着きません。

16時23分
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まだ着きません。

16時58分
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まだ着きません。
日が暮れてきました。

17時13分
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きれいな夕暮れです。

17時30分
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ようやくブティドン市街地が見えてきました。

到着です。
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17時35分
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今度は、ここから車でマウンドーへと向かいます。

18時30分
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BAJマウンドー事務所に到着です。

長い一日です。
お疲れ様でした。

今村
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2017.02
14
Category : ラカイン州
マウンドー事務所の今村です。

ブログでも何度かご紹介していますが、BAJはラカイン州で学校建設の事業を行っています。
2012年9月から2017年8月までの5年間で合計100校の校舎を建設中で、既に76校が完成済みです。

これまでのプロジェクトのインパクトはどうだったのか確認するため、
そしてさらに反省点をこれからのプロジェクトに活かしていくため、現在、プロジェクト評価を行っています。

評価の手法は、以前ご紹介した参加型評価手法です(詳細はこちらを参照)。

今回は、4年次までに完成した76校のうち、昨年10月9日の襲撃事件の影響を受けたマウンドー郡、
ブティドン郡、ラティドン郡を除く69校で実施しました。

69校全てスタッフが現地に行き、住民や教員そして児童・生徒の声を集めましたが、
ラカイン州、なかなか面積が大きいので、移動が大変です。

シットウェからタンゴップまでボートで移動したところ、何と13時間もかかってしまいました。
帰りはさすがに、タンゴップのお隣アンからシットウェまで飛行機で戻りましたが、
ラカイン州内全域の広範囲に渡って学校を建設するのは一苦労と改めて実感。

保護者の家に訪問し、質問中
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子どもたちから聞き取り
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学校管理委員会のメンバーたちとディスカッション
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参加型評価の結果は、データを集計後に分析を開始する予定ですが、
データ収集に同行して、既に建設を完了した学校で避難実績が出ていることが確認できました。

2015年7月、8月ラカイン州は豪雨とサイクロンコメンに襲われました。

BAJも緊急支援の一環として、別プロジェクトでマウンドー郡の学校校舎修繕を行いました(プロジェクト詳細はこちら)。

100校の学校建設事業では、当時50校近くの校舎が既に完成していたので、
被災した村では、村の人たちがBAJ校舎へ避難していました。

大体の場合、村の人たちが災害時に避難する場所はお寺です。
BAJ校舎一つに避難が必要な全住民を収容できるわけではありませんが、
お寺の他にも避難先の選択肢が増えることは住民の安全につながります。

タンゴップ郡の村の一つでは、2015年8月全住民がお寺と学校(下記写真参照)の二手に分かれて避難したとのことでした。

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今回ご紹介したのは、事業インパクトの一例ですが、
教室が増えたことで小学校から中学校へと学校のグレードが上がったり、
BAJ建設事業に参加した村人が身に着けた建設技術を使い他の建設現場で働き収入を得たりと、
他のインパクトも見られました。

もちろん、BAJが反省すべき点もいくつか出てきています。
その辺も含めて、収集データを分析し、次のプロジェクトに活かしていきたいと思っています。

マウンドー事務所
今村
2016.12
26
Category : ラカイン州
10月9日、マウンドーとラティドンにある国境警備警察の地域本部を含む3つの基地が
イスラム系武装勢力により、同時多発的に攻撃を受けました。

これに対し、ミャンマー政府軍及び国境警備警察の合同軍は掃討作戦実施、
さらに武装勢力側との交戦等が起こり、BAJは一部活動ができない状況になりました。

そのような中、10月9日以来停止していた2コースの研修を再開しました。

写真は、ブティドン郡Zay Di Taung村での機械研修です。
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研修内容は、単気筒エンジンの修理方法。
全40日の研修日程で、10月9日までに32日が修了済み。
11月27日に再開し、残り8日間の研修を実施しました。

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2か月近くに及ぶ中断を挟みましたが、12月9日無事参加者たちが研修全日程を終え、修了式が実施されました。


そして、こちらはブティドン郡Nyaung Chaung村でのコンピューター研修です。
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コンピューター研修は、高校生を対象としています。

11月上旬に研修を再開しようとした際、学校は再開されていましたが、
治安面の不安からか学校に出席している生徒は少数でした。

コンピューター研修に参加している生徒の何名かも10月9日以降学校へ出席していなかったため、
BAJスタッフが生徒の家まで行き、状況を説明し、何とか再開にこぎつけました。

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12月16日に実施された修了式の様子です。
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この活動は、村人たちの技術力等の向上を目指していますが、
より大きな目標としてラカイン人とムスリム住民の平和的共存を目指しています。

両者が共にBAJの研修で学ぶことで、相互理解を促し、
互いに尊重していけるようになることが目標です。

10月9日以前、ラカイン州北部は、他の地域と比べると、
ラカイン人とムスリムが絶妙なバランスの上で比較的良好な関係を保っていました。

10月9日の襲撃事件後、状況が変わりつつあります。
そうした状況のなか、BAJの本活動がますます重要な役割を担っていくと考えています。

ご紹介した2つ以外の研修は活動を停止していますが、
ラカイン人とムスリムの平和的共存を目指し、随時研修を再開する予定です。

マウンドー事務所
今村
2016.10
31
Category : ラカイン州
こんにちは。東京事務所の瀬川です。
現在、私はBAJヤンゴン事務所に出張に来ています。

BAJが5年間の計画で実施してきた、ラカイン州での学校建設事業が今年で最終年となりました。
そこで、本事業の評価の実施へ向け、専門家をヤンゴンへ招き、各事務所の現地スタッフと共に参加型評価について学ぶ研修を実施しています。

この研修を経て、事業実施地であるラカイン州シトウェ事務所の担当者は、学校を建設した村へ評価のための調査に入ります。
5年間実施してきた事業の成果を知る、大切な調査です。

研修では、評価設計と現場でのプレ調査によるデータ収集と分析を行います。

評価目的を明確にしたのち、関係者分析をしています。
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ミャンマー人スタッフと日本人スタッフでは、関係者の捉え方が異なることも。
お互いの意見を聞き合い、確認していきます。


続いて、プロジェクトのロジックモデルを整理し、誰に何を聞くべきか、など調査の手法を検討します。
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質問票をつくり、インタビューのシミュレーションを行っています。
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シミュレーションを行い現れた課題、修正点を反映し、いざ、プレ調査へ!

ラカイン州シトウェからほど近い、2村を訪問しました。

村人に今回の調査の目的を説明しています。
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村人、OJTに参加した村人、教師、生徒など、プロジェクトの関係者へのインタビューや記録の調査を行いました。

小学校の児童へのインタビュー
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村人へのインタビュー
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調査結果を持ち帰り、分析のステップへと進みます。
事前に計画していた通りに情報を得られたもの、得られなかったこと、方法の再検討が必要なものなど。

今日も引き続き調査結果を分析中です。

プレ調査で得られた課題を修正し、今後実施する本調査に向けて、万全の体制を整えたいと思います。

2016.10
01
Category : ラカイン州
マウンドー事務所の今村です。
今日は、最近始まったコンピューター研修をご紹介します。

BAJマウンドー事務所では、8月末よりUNHCRの資金によりコンピューター研修を開始しました。
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対象者は8年生以上の中学生・高校生のラカイン族とムスリムの学生です。
学校の一教室を借り、放課後に実施しています。

研修では、パソコンの電源の入れ方、シャットダウンの仕方から始まり、ワード、エクセル、パワーポイントまで扱います。

キーボードの配置について説明しています。
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キーボードからまだ目が離せないようです。
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この写真は、また別の日に撮影。エクセルの表計算の仕方まで進んでいます。
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私が始めてパソコンに触れたのは、大学一年生のときの情報処理の時間でした。
電源の切り方がわからずコンセント抜いて電源を切ろうとしたら指導教官に怒られました(笑)
それに比べたら既にエクセルを使えるようになっているとは、なかなか子どもの力はあなどれません。

ちなみにパソコンを動かすには電気が必要ですが、ここはミャンマー最果ての地マウンドー、基本的に電気はありません。
公共の電気は市街地のみ夜6時半から11時半まで利用できます。

BAJマウンドー事務所も最近ようやく、公共の電気の申し込みをして、使えるようになったばかりです。
その他の時間は、事務所に設置してある発電機を利用しています。

学校校舎は公共の電気が通っていないため、発電機を使ってパソコンを動かします。
研修終了後は、パソコンと発電機は学校へ供与します。
研修終了後も教員たちが自らパソコンの授業ができるよう働きかけています。

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(注)この記事は10月9日の襲撃事件以前に書かれた記事です。