RSS
Admin
Archives

BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

プロフィール

BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

BAJホームページはこちら

最新記事
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR
アクセスカウンター
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2017.05
01
Category : ヤンゴン
こんにちは。BAJヤンゴン事務所の塩野目です。

昨年1月に開始したBAJ Book&Toyプロジェクトでは、
今年4月までに合計25校の小学校に図書棚と玩具を寄贈してきました。

今回は、その25校目にあたるヤンゴン市内の学校「ラタナーベイクマン僧院学校」への寄贈をレポートします。
ヤンゴンの空港近くに位置するこちらの学校では、
年長クラスから中学2年生まで8学年335人の子どもたちが学んでいます。

学校の近所に住む一部の子どもたちを除き、みな敷地内で寝泊りをしながら学校生活を送っています。

P_20170403_132611.jpg

寄贈に訪れたこの日はミャンマーの水祭り休日の直前だったこともあり、
子どもたちの多くは地元に帰省してしまっていました。

そんな中集まってくれた約50人の子どもたち。
カチン州、カレン州、カヤ州、シャン州、チン州など遠方であったり
故郷の治安が悪化して帰省が困難な子どもたちが集まってくれました。

P_20170403_134342.jpg

BAJのスタッフが本を読むことの大切さや、日本のおもちゃの遊び方をレクチャーしますが、
地方出身の子どもたちの中にはビルマ語の理解が困難な子も含まれていたため、
いつも以上にゆっくりと、理解を確認しながら進めていきます。

P_20170403_134235.jpg

最初は緊張気味だった子どもたちもけん玉や輪投げのレクチャーでは笑顔がこぼれます。

P_20170403_135846.jpg

そして囲碁の練習ではみな真剣に。

P_20170403_142932.jpg

先生にとっても初めての囲碁。覚えたてのルールで初対戦です。

P_20170403_142901.jpg


このプロジェクトで寄贈している図書は、イラストや写真が多用された
小学校低・中学年向けの図書約250冊です。
ビルマ語を勉強中の子どもたちにとっては、学習の大きな助けになると考えられます。

さまざまな出身地・民族の子どもたちが一緒に学ぶこの学校で、
本プロジェクトで寄贈した図書とおもちゃが子どもたちの新たな学びの扉を開くことを願っています。
P_20170403_150826.jpg
スポンサーサイト
2015.01
05
Category : ヤンゴン

BAJでは、2015年からミャンマー人スタッフのリーダーシップ能力向上に力を入れていきます。現在、シニアと呼ばれるスタッフを副マネジャーくらいのレベルにこれから3~5年かけて育成していきたいと思います。

まかされている今の現場が一番の研修場所ではあるのはもちろんですが、それを蓄積して仲間と共有して更に深めていく作業も大切です。

今回は、そのために継続ミーティングの初回を10人集めて行いました。とまどうスタッフもいれば、ワクワクしているスタッフも。まずは、3月に行う予定のBAJミャンマー年次会をミャンマー人シニアスタッフに計画&しきってもらいます。

全体での話し合いの合間に、チームワークを学ぶペーパータワーエクササイズを行いました。限られた時間内に限られた物を使ってどちらが高いタワーを作れるか競争します。

はじめの作戦会議で固さがでていたチームも後半は共同作業がスムーズになっていました。エンジニアが4柱のほうが頑丈って言ったから4柱で設計したけど、時間が5分しかなかったから3柱にすれば良かったとの声も。適材適所が大事だ、最初の設計が重要だ、様々な声があがりました。

普段見せないような競争心がむき出しなところを観察できたのは面白かったですね。今後も事務所内で仕事をしていては、味わえないような感覚を体感してもらえるようなエクササイズを紹介していく予定です。(森)

<チームワークを学ぶペーパータワーエクササイズの様子>
ペーパータワー
2014.12
01
Category : ヤンゴン
ミンガラバー。
今回はBAJヤンゴン事務所のアシスタントアカウンタント、
Ma Kyi Kyi Thant (29才)が書いた記事をご案内します。

Ma Kyi Kyi Thant は2014年2月入職。
ミャンマー事業の運営に欠かせない現金の管理を
責任感を持って行ってくれるスタッフです。
日本語の勉強にも熱心で、仕事の合間にときどき日本語で話しかけてくれます。
このまえは「すがすがしい朝ですね」と日本語で挨拶されて、びっくりしました。

IMG_20141024_115126.jpg

**********

サイクロン・ナルギスはミャンマーに大きな被害を与えました。
気候の変化で農家の人たちは生計を立て直すのに大変苦労していました。
支援にやってきた人たちは、農家の人たちのために660本以上のマンゴーの木を植えました。
そのマンゴーの木は、地域の人たちにたくさんの利益をもたらすことになります。
マンゴーは、他の果物よりもたくさんの用途があります。
まず、栄養が豊富で、熱射病、血液病、壊血病、体重減少、糖尿病、伝染病、喉の障害などに
効果があると言われています。
また、樹木を加工して工芸品を作ることもでき、地域の収入向上に繋がります。
更に、ミャンマーは夏の平均気温が華氏95度(摂氏35度)にもなりますが、
葉が覆い茂るマンゴーの木は、涼しい日陰を作ってくれます。(※)

マンゴーの植林は簡単で、世話も難しくなく、樹木からはとてもいい香りがします。
植えてから4年から6年で実をつけるようになり、そのあと約40年間、毎年実をつけてくれます。
マンゴーのタネは、夏の初めに、日がよく当たり、水分をたっぷり含んだ土壌に植えます。
私はマンゴーが果物の中で一番好きです。
日本人の口にもよく合うと思います。
もしあなたがミャンマーに来たら、ぜひ一番初めにマンゴーを食べてみて下さい。

P1080590_resize.jpg

※第一段落の出典元
http://www.appropedia.org/Mangoes_in_Myanmar

訳協力:星 有希さん
2014.05
02
Category : ヤンゴン
アーロンネーミンガラーバーシュン
寺澤@ヤンゴン事務所です

日本はゴールデンウィークの真っ最中ですね!
さて、本日5月2日は何の日かご存知ですか?

ヒント1 ミャンマーで・・・
ヒント2 2008年に・・・
ヒント3 多くの犠牲者が・・・

そうです!6年前のこの日、カテゴリー4のサイクロン、ナルギスがミャンマーのエーヤワディー川デルタに上陸し、甚大な被害をもたらしました。ナルギスは、隣国も合わせ、死者・行方不明者約13万8000人を出しました。

BAJでは、このナルギスの被害を忘れず、防災の意識を向上させて行く事を目的とし 5月2日を「防災の日」としています。
(毎年この時期に、各事務所のセキュリティプランの見直しが行われます)

今日は、BAJのセキュリティプランの再確認の会議@ヤンゴン事務所が開かれました。通常時における備えとして消火器の位置の確認や、緊急事態が発生した際の対応などについて話し合われました。

また、ミャンマー人スタッフがナルギスが直撃した当時の様子、日本人スタッフが3.11の東北大震災の当時の様子を共有しました。

最後の質問の時間では、緊急時のコミュニケーションの取り方などが挙げられました。BAJスタッフ間で防災に関する様々なことを確認する良い機会となりました。

ちなみに、BAJはナルギスと東北大震災の被害者に対し、様々な形で支援を行いました。

BAJミャンマーは今後も、ナルギスの教訓を活かし、防災の意識向上を内外で行っていきます。

IMG_20140502_095550.jpg

IMG_20140502_095523.jpg

2013.03
26
Category : ヤンゴン

ヤンゴンからこんにちは。今日も暑い日が続いています。

残念ながら、メティラというミャンマーの中央地域で仏教徒とムスリムの人々の間で暴動が深刻化し、ヤンゴンにも飛び火しています。レストランは9時以降閉鎖するよう、政府からお達しが来ているそうです。夜の外出はしばらく控えようと思います。

さて、今日は先日3月16、17日の二日間で行われた年次報告会の様子をお伝えします。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!①
(いよいよ年次報告会が始まりました)

ミャンマーで年次報告会を開催したのは、去年に引き続き二回目。各事務所から、2-3人のスタッフが参加し、2012年度の事業の振返りと、2013年度の年間計画、またBAJのガイドラインなどを共有し、意見交換を行いました。年次会のもう一つ大事な側面は、普段はなかなか会えないフィールドスタッフ同士が顔を合わせる事で、BAJスタッフとしての意識を高め、一致団結してBAJのビジョン・ミッション・ゴールを達成するモチベーションを上げることもあります。

一日目は、国代表のスピーチから始まりました。特に強調していたのは、ミャンマーが民政移管してからたくさんの団体やファンドが入ってきているが、その分競争率も高まっているので、このチャンスを逃さないためにも、しっかりとした事業を展開し報告の義務を果たし、透明性を確保する必要があること、また、この年次報告会はお互いから学び合える貴重な機会なので、活発な意見交換をし、2013年の事業実施につなげてほしいことでした。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!②
(森国代表によるスピーチ)


まずは、ラカイン州にある二つの事務所、マウンドーとシットウェ事務所からの報告。マウンドーでは、2012年に起こった大きな暴動を受け、三つの既存の事業のうち、メカニカルトレーニングのみを残し、他は一時閉鎖している状態になりました。また、新しい事業として、暴動で家を失った人々のためのシェルター建設を実施しました。この事業での成果は、2カ月という短期間で質の高いシェルターを80棟も建設したのみならず、犬猿の仲である、ラカインとムスリムの人々を両方雇い、一緒に働き一つの事を達成したことも上げられます。政府に対しても、二つの民族が一緒に活動できる良いケースを示したことにもなりました。BAJは今後も、どちらの民族に肩入れすることもなく、平等に活動して行くこと、またこのような態度が、この地域の政府やコミュニティから信頼される大きな要因になっていることが再確認されました。

次にマグウェ事務所からの報告です。マグウェ事務所は長く、給水に関する事業を行ってきていますが、その中でもユニークな活動があります。情報共有ワークショップといって、今までBAJがサポートしてきた村の水管理委員会のメンバーが集まり、管理がうまくいっている村、またうまくいってない村の経験を共有し、お互いから学び合う機会を設けています。この話を聞いて、モーリャミャイン事務所のスタッフが興味を示し、是非自分達の活動地域でも情報共有ワークショップを行いたいので、次回のワークショップを見学させてほしい話があがりました。是非実現してほしいです。

続けて南東国境、モーリャミャイン事務所の発表です。南東国境の給水事業は、2012年度3つの事務所モーリャミャイン、ベイク、トングーで活動を実施していましたが、2013年度はUNHCRからの大幅な予算削減があり、二つの事務所の閉鎖を余儀なくされました。南東国境全体では、28ヶ村で新規井戸を、45ヶ村で古井戸の修繕を行いました。衛生と井戸のメンテナンスに関するトレーニングも実施し、参加した人数は1000人近くになります。新しい活動として、衛生に関するトレーニングやコミュニティ開発について、建設時に働いてくれる人々にもトレーニングをして、BAJとして働いてもらっている意識を持ってもらうことが提案されました。クリエイティブに考え、現場で必要な活動が、スタッフ自身から提案されることはとても喜ばしいことです。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!③
(モーリャミャイン事務所のプレゼンは熱が入り過ぎて、一時間半にも及びました)

最後にヤンゴン事務所です。ヤンゴン事務所の役割を強調し、フィールドでの活動をサポートするために、私たちは日々活動をしているので、情報の共有、早めの申請など、協力してほしいことを伝えていました。プレゼンの最後に、コミュニケーションを取っていないと思わぬ失敗に繋がる一枚の絵を見せて、みんなを笑わせていました(写真参照)。本当にその通りなので、これからもっと事務所間のやりとりが活発になり、情報の共有がスムーズになるよう工夫していく必要があります。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!④
(ヤンゴン事務所の最後のスライド。コミュニケーションを活発にしましょう)

二日目は、東京事務所の年次計画を紹介し、どのようなサポートのもとフィールド事務所が活動しているのか理解を促しました。それから、新しい二つの事業について説明し、その後BAJのガイドラインを一つ一つ読み進め、質問を受けました。特に、BAJのビジョン・ミッション・ゴールをしっかり頭に入れておいてもらうため、ミャンマー語でも丁寧に説明してもらい、2013年に向けてみんなで心を一つにしました。

スタッフも去年より活発なディスカッションがなされ、実りのある年次報告会になったと満足していました。お互い顔を合わせて話し合うことで、思わぬところで新しい考えが生まれ、よりよい活動に繋がっていく事を目の当たりにし、とても嬉しくなりました。これを受けて、各事務所が2013年も更にミャンマーの地域の人々のために努力してくれる事を願っています。そして、私も彼らを全力でサポートします。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!⑤
(何やら討論をしている様子)



(R)