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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2016.08
05
Category : デルタ地域
こんにちは。ヤンゴン事務所の塩野目です。

少し遅くなりましたが、今日は6月に実施したBook&Toyプロジェクト第2弾の寄贈レポートをお届けします。

今年から始まったBook&Toyプロジェクト

図書や遊び道具が乏しいミャンマーの辺境地の子どもたちに
良質な学びの機会を届けることを目的としてスタートしました。

日本の支援者の皆さまからいただいたご寄付により、
子ども向け図書約200冊と、ミャンマーの伝統的なおもちゃ、そして日本のおもちゃ(けん玉、輪投げ、囲碁のセット)を
寄贈しています。

1月に続く寄贈第2弾の今回は、エヤワディデルタ地域の小学校5校に寄贈しました。

これらの5校は、ヤンゴンから車で南に4時間ほど進んだデルタ地域のモーラミャインジュンとボガレーという地区にあり、
それぞれの地区の中心部からさらに車やボートを数時間乗り継いだ先の、まさに辺境地にあります。

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ボートで村へ向かうスタッフ

村には、新聞、雑誌などを販売する小さな商店はありますが、さまざまな書籍を扱う本屋さんはありません。
またインターネットも普及しておらず、家にテレビがある子どもは全体の半数ほどです。

このような地域の子どもたちにとって、図書は貴重な教材であり、情報源となります。

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今回寄贈を行ったうちの1校の外観

寄贈図書は、ヤンゴンの大型書店で購入しています。
今回は、私も本屋さんへ行き、歴史、小説、図鑑、辞書、物語、伝記、算数クイズといった
幅広い分野の本をローカルスタッフと相談しながら一緒に選びました。

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カラフルで親しみやすく、低学年でも読みやすい内容を選んでいます

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本とおもちゃに興味いっぱいの子どもたち

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夢中で本を読む様子

寄贈の際には、子どもたちと教師、PTAのメンバーを対象に毎回ファシリテーションを行い、
本を読むことの大切さについて話し合い、図書利用のルールをみんなで確認します。

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子どもたちへの説明の前に、先生たちとも話し合いの場を持ちます。


初めて目にする日本のおもちゃについても、遊び方を丁寧にレクチャーしています。

特に、紀元前までさかのぼる歴史を持つ囲碁は、とても頭を使うゲームであり、
集中力や判断力を高めるなど、ただの遊び以上の効果があるとされています。

子どもたちもすぐにルールを理解し、さっそくクラスメートと対戦していました。

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覚えたての囲碁で遊ぶ様子

先生やPTAメンバーたちは、生徒が平等に図書を利用できるよう、スケジュールを作成し、
今後責任を持って管理していくと話してくれました。

今回の寄贈によって、子どもたちが本を読むことの面白さに気づき、新たな学びを発見していくことを願っています。


Book&Toyプロジェクトは引き続き皆さまからのご寄付を受け付けています

子どもたちに寄贈する図書は特注の本棚に入れて寄贈しています。、
1万円以上のご寄付の場合はご寄付いただいた方のお名前やイニシャルをご希望に応じて本棚に入れさせていただいています。

bookshelf
寄贈品を入れる本棚

IMG_0526.jpg

ぜひ、ミャンマーの辺境地の子どもたちに新たな学びの機会を届けるお手伝いをお願いします。

ご寄付はこちらから

※寄付内容のなかの「Book & Toy Library 100」を選んでください。
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2014.12
04
Category : デルタ地域
日本政府が行う無償事業「沿岸部防災機能強化のためのマングローブ植林計画」の一端を
請け負うことになりました。学校に通う子供たちを含めた地域住民へ防災教育を行います。

先月は、キックオフミーティングを行うために3ヶ村へ渡航しました。
エヤワディ地域のボガレー市周辺になります。
ここは、サイクロンナルギスによる被災後、何度か訪問したことがありましたが、
村落を見回した様子あまりその頃と変わっていない印象を受けました。

ミャンマー全国の中でも貧困度が高さは5番以内に入ると思います。
デルタ地帯で米どころで有名なのに貧困度が高いということは
ほとんどの人々の生活は大変だということです。

今回、事業にかかわる全てのステークホルダーと顔合わせ、
事業への協力をお願いしたと同時に村の様子も聞くことができました。
防災活動をしようと話していても、
あの大変辛い体験を思い出させてしまうことになるのは本当に胸が痛かったです。

各村の中には防災について話をしていると涙ぐんでしまう大人が数人いました。
この悲しみを乗り越えて村落が自主的に継続できる防災活動に繋げていきたいと思いました。

この出張は、素敵な人々との出会いの連続でした。こんな人たちと一緒に今月から防災活動が始まっています。

先生

ボガレー市から4時間船に乗って学校へ向かう小学校の先生。
この先生、2年しかまだ経験がないのに61人の子供たちを一人で教えているといいます。
ボガレーには夫と子供を残し、熱血女性教師ですね。ミャンマーの24の瞳ならず122の瞳!?

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一緒に移動する船の中で彼が所属する社会福祉省救済復興局が作成した
防災に関するポスターを見せてくれた。研修の一部を担当してもらう。

村

村落住民からは、子どもたちの防災教育するのなら自分の村の子供たちだけでなく
周辺の村の子供たちも呼びたいと希望が出ました。
自分の村さえよければいいという考えはないんですね。

活動の様子も追ってお知らせしたいと思います。