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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2017.09
19
ポテトチップ御殿

ヤンゴンで買えたらいいのに!と思うほど美味しいチャウパダウン産のポテトチップ。
今日は、ポテトチップ工場のご紹介です。

マンダレー地域とマグウェ地域との境に位置するチャウパダウン郡(マンダレー地域)は交通の要衝。

チャウパダウンヤンゴンから北上してマグウェ通過した場所にありますし、
チャウパダウンから東へ抜けたらシャン州タウンジーへも抜けられます。

だからでしょう。昔からチャウパダウンには、大型トラックを何台も所有して運輸業で設けている大金持ちも多いです。
また、チャウパダウンの特産品のひとつがピーナッツなので、高級なピーナッツ油があります。

出会うべくして出会ってうまれたのがポテトチップだったのでしょう。
じゃがいもはシャン州から新鮮なものが入手できて、揚げる油は地元の純ピーナッツ油。
(高級品なので他の油と混ぜているところもあるらしい・・・)

チャウパダウンの街を通ると道端の店にはポテトチップの袋詰めが所狭しと並んでいます。
ということで、このポテトチップ商売が繁盛して立派な家が何軒かあって、私はポテトチップ御殿と呼んでいます。

チャウパダウンで一番有名なポテトチップ御殿は、ここ、メイイーチョー。

創業者のお父さんはお店の名前に愛娘の名前をつけました。
その娘さんも最近結婚されて若旦那も家族経営のポテトチップ販売ビジネスのお手伝いをしていました。

工場全体
工場全体

ポテトチップ工場の中は、広い敷地。でもオープンエアーです。

皮むき、味付け、揚げる、油切り、袋詰めコーナーにわかれています。
工員は全員女性。男性混じらせると問題がおきるからねぇと社長。

皮むき
皮むき

味付け
味付け

揚げる
揚げる

袋詰め
袋詰め

入り口には、味見できるコーナーもあります。
購入しなくても、好きなだけ味見させてくれてお茶までだしてくるなんて太っ腹です。

ここで買うと1袋1,000チャット(80円)のポテトチップですが、外の店で買うと1,100チャット(88円)。
やっぱり揚げたての新鮮なのが美味しいので工場で買うのがおすすめです。

おすすめチップス
おすすめチップス


最近は、シンプルなポテトチップ以外にもサツマイモチップスやツイストチップスなど新発売されていますが、
私はオーソドックスなポテトチップ厚切/薄切りタイプが好きです。

ミャンマーならではのお味は、唐辛子やピーナッツ入りの辛いポテトチップスでご飯と一緒に食べると最高に美味しいです。

地元では有名なので、地元の人にメイイーチョーに行きたいといったら連れて行ってもらえますよ。(A)
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2017.08
10

下の写真はいわゆる「ゴム草履」です。

170810_01.jpg

ミャンマーでは外に出るときは、ほとんどの人がゴム草履を履いています。
公式の場でも多くの人がゴム草履です。

170810_02.jpg
 (ある式典での写真。黄色い上着の方はカレン州政府の高官。足元に注目)

私は、3月赴任以来、ずっと日本で愛用していたウォーキングシューズを履いていました。

ところが、雨季の真っ最中の6月のある休日の夕方、知人宅で食事会があり、
その時もいつものシューズを履いておじゃましたのですが、
食事会も終わり、いざ帰ろうと玄関先の自分のシューズを見ると、ぐっしょり濡れています。

ここパアンの雨季は、日本の梅雨の雨の降り方とは大いにちがっていて、
降るときは、まさにバケツをひっくり返したように土砂降りになることがよくあります。

知人宅の玄関入り口には屋根はあるのですが、強い雨が降り込んで、シューズも濡れてしまったものです。

あくる日、そのシューズは何ともいえない臭いを発していたので、
内履きにしていたゴム草履を履いて学校に出勤しました。

一時的な「ゴム草履出勤」のつもりでしたが、いざ日常に履きだすと、
その便利さのためそれ以来ずっと「ゴム草履出勤」を続けています。

たかが「ゴム草履」、されど「ゴム草履」で、いいところが一杯あります。

まず、いつ雨になろうと関係なし、何しろ濡れっぱなしでもいっこうにかまわないのですから。

さらに安全上もいい点があります。
ミャンマー、とりわけパアンの雨季は5月から10月まで続くので、
道路や、玄関エントランスのスロープにはぬめりが発生し、滑りやくなります。

あるときに必要があって革靴を履いているときに、すっかり滑って、完全に転倒してしまいました。幸いケガはしませんでした。

その革靴の底は合成樹脂製で、まだ新しいので突起も残っていたのですが、滑るのを防げませんでした。

こういう点では、ゴム草履はすぐれています。
なにしろ接地面にあわせて自由に変形するので、接地面積がおおきくなり、すべりにくくなるのです。水たまりも平気です。

まだまだ駐在は続きますが、これからも、「ゴム草履出勤」を続けるつもりです。

ここでクイズです。お坊さんは何を履いているでしょうか?
・・・・答えは、下の写真をみればわかるように、裸足!






170810_03.jpg



それではまた次回までさようなら。(横野)
2014.04
24

アーロンネーミンガラーバーシュン!
寺澤@ヤンゴンです。

カチン料理のレストランに行ってきました~。
ヤンゴンで食べる多くのミャンマー料理と違い、油が少なく、ハーブや野菜を利用した料理が多く、本当に美味しかったです 
kachin.jpg


オススメ1
写真中央のトマトと納豆のサラダ!ハーブで味付けされたトマトと納豆とオニオンが、とても爽やかです。暑くて食欲がない日でも、これはイケル!!

オススメ2
サトイモのスープ!酸味のあるスープとサトイモのとろみが絶妙でした。美味し過ぎて、写真を撮り忘れました~~

内装はシンプルですが、カチンの写真などが飾ってあり、ヤンゴンに居ながらカチンを目でも舌でも味わえるお店です。器や、ランチョンマットもお洒落です。

メニューはミャンマー語でしか書かれていないので、ミャンマー語が分からない方は、分かる方かミャンマー人の方と一緒に行きましょう。

ごちそうさまでしたー!

2013.06
27

休日の夜に、スタッフがパゴダに連れてってくれました。

名前は「ミャータロン・パゴダ」といいます。イラワジ河沿いに建っていて、眺めがよく、夜風が河のにおいを運んできます。

パゴダはどこでもそうですが、みんな裸足になります。昼間の熱を放出する床石の冷たさが足裏に心地よく感じられます。パゴダの広場に出る階段は、なぜか緑色の蛍光灯で照らされており、そこから上ってくると「緑」「黄金」「闇」という三色が同時に目に飛び込んできます。強烈な色彩感覚でくらくらします。もちろん一番目をひく色は「黄金」で、闇に浮かび上がる仏塔はまるでド派手な宇宙船のようです。

ミャータロンパゴダ1

スタッフいわく、ここは他のパゴダのデザインと違って、花ではなくオーガをモチーフにしているそうです。辞書を引くと「オーガ」とは「鬼」と出てきます。どういうことでしょう。「兄弟のオーガなのだ」と説明されましたが、よく分かりませんでした。

ミャータロンパゴダ2

いろいろな格好をした市井の人たちが祈りをささげています。子供が走り回っています。若者たちが手すりに背を預けて座っています。誰かのスマホから大音量の音楽が漏れ聞こえてます。お坊さんがいます。尼さんがいます。御座を敷いて熱心に祈っている人がいます。河の風が吹いてます。尖塔の鈴がチリチリと鳴ってます。子供たちが自由に鐘を撞いてます。いろいろな状況や感性が混じっています。現代的な意匠やテクノロジーが宗教の伝統と自然に融合しています。・・・

ミャータロンパゴダ3

仏塔からほど近い場所に、エアコンの効いたガラス張りの大理石の広間があります。そこにはサムスンの液晶テレビが設置されていて、その画面にはパゴダの傘部分の映像が中継されています。なぜそこを映す必要があるのか私には分かりません。煌々と照らされた広間の奥は壁一面ガラスケースになって、ケースの向こう側に十数体の仏像が鎮座しています。電飾がキラキラして背景も舞台セットのようにカラフルです。汚れた袈裟を着たお坊さんが熱心に拝んでいる後ろで、身ぎれいな服を着た家族がへたり込んで涼をとっています。神聖さとは何なのでしょう(突然、わけの分からないことを書きますが)。ただ古いだけではなく、古さを駆逐せず、新しさを貪欲に受け入れても、なお変わらないもの、生き生きと蠢くもの。いかにも「アジア」です。「これがアジアだー!」と叫びたくなります(興奮しています)。

日本も外国から見たら似たようなものかもしれません。しかし、こうしたパゴダの風景は日本の神社仏閣の風景よりも生々しいと感じます。変な言い方になりますが、マジで宗教です。ちょっと引きます。しかし「引くわー」としか言えない異質で悲しい自分も包み込まれてしまいます。

そして、人々の祈りの姿が胸を打ちます。普段いっしょに仕事をしているスタッフたちも祈っています。ちょこんと座り込んで拝んでいます。切なくなります。

様々な人がいて、様々な祈りをささげて、去っていきます。そうして一時間ほど憩いと祈りの風景を眺めていました。――

私は外国人なので、彼ら/彼女らの風景からは疎外されていると感じることがあります。本当をいうと何もかもがよく分からないし、何もかも「遠い」と感じています。でも思い出してみると、日本にいるときだってそれは変わらなかったりします。しっくりこない感じ。馴染んでいない感じ。承服できない感じ。ふとした時にそういうものに襲われることがあります(ありませんか、そうですか…)。別に特別に苦しいわけではないし、かといって無視すべき感情であるとも思いません。魂に小骨が刺さったような感覚といいますか。無人駅で電車を待つような居心地の悪さといいますか。どうでもよいといえばどうでもよい感覚です。しかし、多くの祈りが渦をまく中心にあって、私のそうした感覚は何の問題もなくそこに調和しています。疎外されていることが何の問題にもならず、ただそこにあることを許されています。こういった気安さがどこから来るのか。そうした気安さを通じて、人々への理解と共感の契機が生まれるのはなぜなのか。都市で感じる気安さとは「質」が違う気がします(都市にもそのような機能を果たす空間があるのかもしれませんが、私は知りません)。
無数の切実さと無関心が混ざり合って黄金に輝いています。それが宇宙の闇の奥へ伸びていって、空漠たる何かに向かって呼びかけています。――「あなたは私を覚えていますか」「あなたは彼を覚えていますか」「元気ですか」「何をしてますか」…

ミャータロンパゴダ4

座りこんで仏塔をにらみつけます。スマホで撮影しながら深宇宙に旅立つ宇宙船パゴダ号の出立を想像します。そんなふうにぼんやりしていたら「そろそろ行きましょう」と言われました。「リラックスできましたか?」とスタッフに聞かれたので「イエス」と答えました。別のスタッフからは方角占いや守護動物についてレクチャーされたのですが、よくわかりませんでした。分からないことだらけです。でもいいのです。ただ、この風景の中に佇むことができてうれしかったです。


正治
(この話を上司にしたら出家を勧められました)


2012.11
05

今年の10月30日は、ダディンジュ(雨安居明けの満月の日)という私がミャンマーで一番好きな祝日でした。雨安居とは、雨期に草木が生え繁り、昆虫、蛇などの数多くの小動物が活動するため、僧侶は外での修行をやめて一カ所に定住することにより、小動物に対する無用な殺生を防ぐことで、この期間が、一番僧侶の居場所を調査するには適しているともいいます。

元々、お釈迦様が天から降りてくる日でもあるとされ、お釈迦様が地上を見やすいように、夜はパゴダや家の門などに火を灯し、灯ろうを空に向けて上げるロマンチックな日なのです。8年前に初めてヤンゴンでダディンジュを迎えた時、大きな灯ろうが空を舞い、街は蝋燭で彩られ、まだ電気が十分に供給されていなかったのも手伝ってとても幻想的で感動したのを思えています。その後、年々、火災の危険があるとのことで政府からの通達で灯ろうが空へ打ち上げられる数も大幅に減ってきています。

雨安居が明けると乾季を迎え気候的に過ごしやすくなり、雨安居の間、ご法度だった結婚や引っ越しが可能になります。地方では、収穫を現金に換え一番楽しみなパゴダ祭りがあちこちで開かれるようになります。ここミャンマーでは、これからが一年で一番楽しい時期の到来です。


ヤンゴンの電気供給事情が驚くほど改善されたこともあり、最近では我が家からも、ちょっとした夜景が楽しめるようになりました。

夜景
(写真:自宅より)


(A)