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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2013.03
26
Category : ヤンゴン

ヤンゴンからこんにちは。今日も暑い日が続いています。

残念ながら、メティラというミャンマーの中央地域で仏教徒とムスリムの人々の間で暴動が深刻化し、ヤンゴンにも飛び火しています。レストランは9時以降閉鎖するよう、政府からお達しが来ているそうです。夜の外出はしばらく控えようと思います。

さて、今日は先日3月16、17日の二日間で行われた年次報告会の様子をお伝えします。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!①
(いよいよ年次報告会が始まりました)

ミャンマーで年次報告会を開催したのは、去年に引き続き二回目。各事務所から、2-3人のスタッフが参加し、2012年度の事業の振返りと、2013年度の年間計画、またBAJのガイドラインなどを共有し、意見交換を行いました。年次会のもう一つ大事な側面は、普段はなかなか会えないフィールドスタッフ同士が顔を合わせる事で、BAJスタッフとしての意識を高め、一致団結してBAJのビジョン・ミッション・ゴールを達成するモチベーションを上げることもあります。

一日目は、国代表のスピーチから始まりました。特に強調していたのは、ミャンマーが民政移管してからたくさんの団体やファンドが入ってきているが、その分競争率も高まっているので、このチャンスを逃さないためにも、しっかりとした事業を展開し報告の義務を果たし、透明性を確保する必要があること、また、この年次報告会はお互いから学び合える貴重な機会なので、活発な意見交換をし、2013年の事業実施につなげてほしいことでした。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!②
(森国代表によるスピーチ)


まずは、ラカイン州にある二つの事務所、マウンドーとシットウェ事務所からの報告。マウンドーでは、2012年に起こった大きな暴動を受け、三つの既存の事業のうち、メカニカルトレーニングのみを残し、他は一時閉鎖している状態になりました。また、新しい事業として、暴動で家を失った人々のためのシェルター建設を実施しました。この事業での成果は、2カ月という短期間で質の高いシェルターを80棟も建設したのみならず、犬猿の仲である、ラカインとムスリムの人々を両方雇い、一緒に働き一つの事を達成したことも上げられます。政府に対しても、二つの民族が一緒に活動できる良いケースを示したことにもなりました。BAJは今後も、どちらの民族に肩入れすることもなく、平等に活動して行くこと、またこのような態度が、この地域の政府やコミュニティから信頼される大きな要因になっていることが再確認されました。

次にマグウェ事務所からの報告です。マグウェ事務所は長く、給水に関する事業を行ってきていますが、その中でもユニークな活動があります。情報共有ワークショップといって、今までBAJがサポートしてきた村の水管理委員会のメンバーが集まり、管理がうまくいっている村、またうまくいってない村の経験を共有し、お互いから学び合う機会を設けています。この話を聞いて、モーリャミャイン事務所のスタッフが興味を示し、是非自分達の活動地域でも情報共有ワークショップを行いたいので、次回のワークショップを見学させてほしい話があがりました。是非実現してほしいです。

続けて南東国境、モーリャミャイン事務所の発表です。南東国境の給水事業は、2012年度3つの事務所モーリャミャイン、ベイク、トングーで活動を実施していましたが、2013年度はUNHCRからの大幅な予算削減があり、二つの事務所の閉鎖を余儀なくされました。南東国境全体では、28ヶ村で新規井戸を、45ヶ村で古井戸の修繕を行いました。衛生と井戸のメンテナンスに関するトレーニングも実施し、参加した人数は1000人近くになります。新しい活動として、衛生に関するトレーニングやコミュニティ開発について、建設時に働いてくれる人々にもトレーニングをして、BAJとして働いてもらっている意識を持ってもらうことが提案されました。クリエイティブに考え、現場で必要な活動が、スタッフ自身から提案されることはとても喜ばしいことです。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!③
(モーリャミャイン事務所のプレゼンは熱が入り過ぎて、一時間半にも及びました)

最後にヤンゴン事務所です。ヤンゴン事務所の役割を強調し、フィールドでの活動をサポートするために、私たちは日々活動をしているので、情報の共有、早めの申請など、協力してほしいことを伝えていました。プレゼンの最後に、コミュニケーションを取っていないと思わぬ失敗に繋がる一枚の絵を見せて、みんなを笑わせていました(写真参照)。本当にその通りなので、これからもっと事務所間のやりとりが活発になり、情報の共有がスムーズになるよう工夫していく必要があります。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!④
(ヤンゴン事務所の最後のスライド。コミュニケーションを活発にしましょう)

二日目は、東京事務所の年次計画を紹介し、どのようなサポートのもとフィールド事務所が活動しているのか理解を促しました。それから、新しい二つの事業について説明し、その後BAJのガイドラインを一つ一つ読み進め、質問を受けました。特に、BAJのビジョン・ミッション・ゴールをしっかり頭に入れておいてもらうため、ミャンマー語でも丁寧に説明してもらい、2013年に向けてみんなで心を一つにしました。

スタッフも去年より活発なディスカッションがなされ、実りのある年次報告会になったと満足していました。お互い顔を合わせて話し合うことで、思わぬところで新しい考えが生まれ、よりよい活動に繋がっていく事を目の当たりにし、とても嬉しくなりました。これを受けて、各事務所が2013年も更にミャンマーの地域の人々のために努力してくれる事を願っています。そして、私も彼らを全力でサポートします。

ミャンマーで年次報告会を開催しました!⑤
(何やら討論をしている様子)



(R)


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