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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2013.09
29
Category : 南東国境地域
いつもブログを読んでくださっている皆さん、
今回もお待たせしてしまい、申し訳ありません!
そして更新を気長に待ってくださり、ありがとうございました!

今日は、9月中旬にカレン州パアンで行った
研修についてご報告します。

****************

南東国境地域では、04年から
安全な水を通年得ることが難しいコミュニティを対象に、
給水事業を行っています。


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(PAT掘削機を用いた井戸掘削の様子)


井戸掘削の際には、掘削機が重要な役目を果たします。
2010年、BAJはタイのPAT(Promotion of Appropriate Technology社)から
PAT-301TPという小型掘削機を購入しました。
この機械は、掘削法を使い分けることで、
固い岩盤も、砂や粘土の軟らかな地層にも
どちらにも対応できるのが特徴です。

この機械では3年間で67本の井戸を掘削しています。
パーツには相応の消耗が見られ、
機械の問題箇所を総点検する必要性が出てきました。

また、PAT掘削機を現場で使っている掘削チームには、
2010年から参加しているメンバーもいれば、
最近入ったばかりの人もおり、その経験には幅があります。
この機械をより活用するためには、掘削チーム全員に、機械の特性や、メンテナンス法を
改めてじっくり学んでもらうことが必要です。

そのため、
9月9日から12日まで、PAT社の掘削専門家をバンコクから
招へいし、掘削チームを対象とした点検・修繕の研修を行いました。
研修は、OJTと講義を組み合わせて行われました。

IMG_4662_convert_20131007014831.jpg




現状では、泥水ポンプやエアコンプレッサーなど、
掘削機の要ともなる重要部分に問題がありましたが、OJTでの点検を通し、
対処法が見えてきました。

IMG_4657_convert_20131007015546.jpg


IMG_4669_convert_20131007022137.jpg 

講義では、井戸孔崩壊をどう防ぐか、といった
掘削時の課題解決策が解説されました。

IMG_4629_convert_20131007015042.jpg

同時に、今後のスペアパーツの調達・管理の仕方、
掘削データの記録の仕方など、
現場を支えるオフィススタッフにとっても
有用なアドバイスを多々頂きました。


今回の研修は、
現場の掘削チーム、彼らをまとめるサイトコ―ディネ―タ―、
オフィスのスタッフ、それぞれに大きな学びがありました。


アフリカ諸国を中心に、
各国で掘削チームを指導してきた専門家から、
「3年間で67本という実績はすばらしい」
「BAJの掘削チームは、誰か一人だけではなく、
みなが積極的に動いていて、理想的だ」とコメントを頂いたことも、
全員の自信に繋がったのではないかと思います。

ヤンゴン事務所調整員の私にとっては、
初めて掘削チームや、掘削機に対面できたという点でも、貴重な機会でした。

言葉の壁に臆せず、英国人の専門家と積極的にやり取りし、
とても楽しそうに研修に参加している掘削メンバーを見て、
非常に嬉しく、頼もしく感じました。





この研修で得た知識と経験が
現場の掘削チームによって最大限活用されるよう、
ヤンゴン事務所からサポートしていきたいと思います。

(S.Y/ヤンゴン事務所)
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