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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2015.01
09
Category : ラカイン州
こんにちは。マウンドー事務所の原です。

日本では当たり前のように使用されている電気ですが、

ここ北ラカイン州でも電気による明かりが増えてきています。

中央政府も積極的にインフラ整備に乗り出し、この地域にも100kmほど離れたシトウェより

電線をひっぱってくるとか。電力供給は2015、2016年くらいになると言われています。



現在マウンドー事務所で行われている橋梁建設現場のひとつ、レイヤ村建設現場。

こちらでは、建設現場では今回初めてのソーラーパネルを設置しました。

昼間にソーラーパネルで生産された電気はバッテリーに貯められ、インバーターを通じ

LEDライトや携帯電話の充電に使用されます。

初期投資コストは以下の通り。


ソーラーパネル  : 120,000MMK (メーカー:タタソーラー)
バッテリー    :  70,000MMK
インバーター   :  30,000MMK
LEDライト     : 2,500MMK

(10MMKはおよそ1円)

これまではディーゼルエンジンで発電機を回していたので、

随分コストが下がりました。


056.jpg
こちらが工事現場のインバーター。



060.jpg
タタ製のソーラーパネル。分かりにくいですが、結構大きめです。


057.jpg
LEDライト。電力消費量がずいぶん少なく、これで世界が救われてますよね。


大体このあたりでは、ソーラーパネルは2~3年の寿命と言われています。

バングラデシュに近い当地域では、バングラデシュを通じてドイツ製のソーラーパネルも

手に入れることができるそうです。インド製や中国製よりも性能がよく、長持ちするとの評判。

当現場では、LEDライトを6つ夜間に灯しています。

ただ、バッテリー1つでは、電気を大量に消費する冷蔵庫やテレビは無理なようです。





とある現地スタッフによると、この地域の40%の家庭がすでにソーラーパネルを持ち、

電球の光の下で暮らしているとのこと。私にはこの数字が大きく感じますが。。

コペルニクスといった団体が、インドネシアの未開発地域でのソーラーパネル・LEDライト販売を

進めているようですが、こちらではすでに広がりつつあるようです。




近くの少し大きな町、タウンバザールでは、少しお金持ちの家庭が大きな発電機を購入し、

近くの家庭に電気を供給しています。料金はコンセントひとつでひと月3000MMKです。



タウンバザールよりも少し大きな町、マウンドーでは行政が運営する小さな発電所があります。

燃料を燃やして発電する火力発電です。

こちらの料金はメーター1つ(こちらの単位の意味は意味不明ですが)が35MMK。

タウンバザールの約80分の1です。

この料金はヤンゴン、シトウェでも同じです。しかし、メーターが20を超えると、ひとメーター

あたりマウンドーでは300MMK、ヤンゴン・シトウェではメーターが100を超えると45MMK/メーター

に値上がりするそうです。この境界線を超えると工場などの商業単価という考え方から

来ているようです。

しかし、マウンドーでは、電気の供給時間は夕方6時から夜の12時まで。昼間は電気が

使用できません。



マウンドー市内に住むスタッフの電気料金は、ひと月に6,000MMKくらいと聞きました。

その家は、①井戸から水をくみ上げるモーター、②蛍光灯5本、③テレビ といった

電化製品を使用しているとのこと。



電気料金の計算は、係の人がメーターを見て計算をするらしいです。そして、このメーターが、

昔日本で見たものとそっくりでびっくりしました。



088.jpg
昔日本でよく見たメーター計。中の円盤が回ってました。


去年の春、マウンドーの近くの町で、明かりのろうそくが原因で火事が発生しました。

いよいよ、そのような事故が起きえない時代に突入しそうです。


ヤンゴンから遠く離れた町でも、着実に発展しているようです。
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