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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2014.05
29
Category : 中央乾燥地域
またまたご無沙汰しております。マグウェ駐在員の正治です。

現在、チャウ郡のチャウンバードウ村にて深井戸を掘削中です。ワタベウェディング相談役渡部隆夫様のご寄付によるプロジェクトです。この村の特徴は何といっても過去に一度も井戸がなかったことです。小規模の村でメインロードからそれほど離れていないのですが(といってもデコボコ道を車で20分は掛かりますが)、中央乾燥地で過去に一度も井戸が存在しなかった村というのは、現在では非常に珍しいケースです。

そして小学校も寺院もありません。実は寺院がないことが個人的には最大の驚きでした。仏教に敬虔な人が多く住む中央乾燥地では、小規模な村でも寺院だけはあることにいつも感心していたからです。

チャウンバードウ村掘削地近辺の畑
(掘削地近辺の畑の風景)


話は変わって、現在、掘削チームは掘削における最大の難所に直面しています。
それは「逸水」です。英語では「ロスト・サーキュレーション」といいます。

掘削する際には泥水を循環させて掘り進めます。「逸水」とは堀った井戸孔の側面に亀裂や穴が開いていて、そこから循環させている泥水が逃げて行ってしまい、掘削が不可能になる現象をいいます。

そうなるといったん掘削を中止にせざるを得ません。

そして何をするかというと、側面の穴を塞ごうと、井戸孔におが屑やピーナッツの殻をまぜた泥団子を落とします。
その数なんと500個以上!

そして再び泥水を井戸孔に満たし、泥水の水位を時間を置いて計測し、逸水状況が改善されたかどうかを確認します。

投入された大量のピーナッツの殻
(泥団子作成に使用される大量のピーナッツの殻。ちなみにピーナッツは中央乾燥地の名産です)


現在、部分的には塞がったものの、まだ逸水が続いています。
他の方法も随時試しており、完全な克服を目指しています。

そびえ立つ掘削機ワタベ号


(2)へつづく


正治
(マグウェ駐在員)

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