RSS
Admin
Archives

BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

プロフィール

BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

BAJホームページはこちら

最新記事
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR
アクセスカウンター
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2015.12
14
Category : ラカイン州

こんにちは。マウンドー事務所の原です。

現在、BAJマウンドー事務所では来年初旬までに13校舎の修繕、再建を予定

しており、今のところ既に5校舎の工事が終了しています。




その一つであるマウンドーの1年生から11年生までの学校(BEHS=Basic Education

High School, 日本の小学校から高校までに当たる)の校舎修繕は、BAJの行いました

緊急募金で工事を10月15日から始め、11月20日に無事に終了いたしました。

工事は主に強風ではがれた屋根の張替でした。古かったトタン屋根を、新しく

より強固な素材のものに張り替えました。



雨季には雨漏り、もしくは直接雨が入って来、床が濡れてしまうなどの困難がありました。

他の学校でも言えることですが、雨の被害が多い教室は使用できず、そのため児童数の

多いところでは交代制、または授業数の削減、最悪の場合休校などで対応せざるを

得なくなります。


1 改修前のマウンドーBEHS
: 改修前のマウンドーBEHS


2 改修後のマウンドーBEHS
:改修後のマウンドーBEHS



ご協力いただきました皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました。





またBAJは、ジャパンプラットフォーム(以下、JPF)からの資金を得て、

10校舎の修繕、再建を行っております。

実際の工事は10月に入ってから始まり、現在すでに4校舎の工事が完了しています。


3 JPFの建設現場で働くワーカ。おそろいのJPFのポロシャツを着て
: JPFの建設現場で働くワーカ。おそろいのJPFのポロシャツを着て


工事の開始前には全ての学校にて、校長をはじめとする学校関係者、村の長

(Village Administrator)、そして保護者を集め、BAJ、JPFの説明、

そして地域の人たちからの貢献のお願い、

そして個人的な当プロジェクトに対する想いを伝えました。



我々の活動は行政に委託された建設会社のようなものではなく、

地域住民を巻き込みながら、彼らの参加を促すことで彼らの意識改革、

そして自立の一助を担っています。

その内3つの村から資材の無償提供の申し出がありました。



村により子供たちの教育に対する熱心さは微妙に違います。

本気で子供たちの教育を考えている村では、

慢性的に教師が足りないこの北ラカイン州では村が足りない分の教師を用意し、

また少しでも校舎をよりよい頑丈なものにするため、資材の提供を申し出ます。

そのうちの一つの学校が、砂とレンガの提供を申し出てきました。

竹を編んだ壁ではなく、より壁の多くの部分でレンガを使用し、

より強固で長く使用できる校舎をBAJに建ててほしいとの思いからです。

しかし、そのような資材の調達経験がないからか、

予定を大幅に遅れての資材提供だったりします。



 4 砂とレンガを待つ校舎
: 砂とレンガを待つ校舎



私があいさつで語った当プロジェクトに対する思いは以下の通りです。

「この地の多くの人たちが、よい仕事を求めたいとの印象を受けています。

 良い仕事とは、社会に貢献でき、自分の能力を高めることができ、

 且つ少し給料が良い仕事だと思っています。

 その良い仕事を得るために教育が重要だと考えています。

 良い仕事を通して良い社会を作るには、教養が必要だと考えているからです。」


「子供たちが継続的に教育を受けるために、あらゆる障害を学校、

 そして村側が取り除く努力をしなくてはならないと思います。

 BAJは今回そのお手伝いをしているだけなのです。

 しかし子供たちのためにも、学校のメンテナンスを今後自分たちで継続的にお願いしたいです。

 校舎を大事に使用し、子供たちが勉強しやすい環境を保ってほしい。」



5 学校関係者を集めての挨拶
: 学校関係者を集めての挨拶



当地域の校舎は、私が知る限りでも、その多くが10年ほどでボロボロになってしまいます。

その理由は、大工の腕ではなく、レンガやコンクリートなど資材の質の悪さが一番の原因

だと考えています。

昔建てられたマウンドー市内にある校舎は、今では希少なアイロンウッドと呼ばれる

非常に強い木材を使い、また一部コンクリートの壁が崩れたところから見えるレンガは、

サイズが大きく型崩れしておらず丈夫そうです。

そして驚いたのが、その校舎は1960年代に建てられ、手直しをされつつ現在まで問題なく

使用されているということです。今やアイロンウッドは多くが伐採され、またレンガは

大量供給と価格競争で質が悪くなっているとのことです。




車の修理でも言えることですが、職人の腕よりも、使用する資機材が出来上がりを左右する

ケースが多いと言えるでしょう。そういえば、料理でも同じことが言われていました。

質の向上を考えるのに、ネタはなかなか尽きないものです。



☆事務局よりお知らせ☆
現在、教育をテーマに冬募金を実施中!
皆さまからの温かなご支援をお待ちしております!
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント