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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2016.01
13
Category : 南東国境地域
みなさまこんにちは。
パアン事務所の吉田です。

2015年12月より、本技術訓練学校事業は、3年目に突入しました。
今後とも、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

前回の記事で、11月末の修了証書授与式(つまり卒業式です)のことをお伝えしました。
2015年12月7日、新しい訓練生79名を迎え、カレン州知事代行、また教育訓練局ディレクター等要人を招き、入学式を開催しました。
建設科第4期、自動車整備科第3期、電気科第3期の新入生です。また、自動車整備科第2期訓練生の優秀生徒10名が、引き続きEFIアドバンスコース(電子制御式燃料噴射装置)に進みます。

入学式の後はオリエンテーションです。訓練生とBAJスタッフの全員自己紹介のあと、学校の概要、日課、校則、カリキュラム、試験、修了証書などについての説明を行いました。
さらに、BAJの事業紹介、グループに分かれてのワークショップ、IDカードのための写真撮影等でオリエンテーションは終わりました。
12月9日午後より、各科で授業がスタートし、訓練生が技術取得に励んでいます。

入学式の様子
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式後、カレン州知事代行が各科作業場を視察
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オリエンテーションの様子(グループ議論)
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さて、本訓練学校の重要な活動として、技術訓練のほかに、卒業生の就労支援があります。
いままで教育の機会に恵まれなかった若者がこの学校で技術を学び、その技術を使って職を得、収入を得られる。そしてひいてはそれがコミュニティや地域の技術力向上・経済活性化につながる、というところに本事業の目的があります。よって、技術を学んだ訓練生に、その技術を生かせる職に就けるよう、支援しています。
今までに、各技術分野の企業やワークショップ、コントラクターと交渉して、卒業生に就職先を紹介してきました。
2016年11月末時点で、156名の卒業生のうち、122名が職を得られました。
卒業生の多くは地元に戻り、建設現場や、電気工事現場、車整備工場などで働いています。

さらに、ヤンゴンの日系企業とも交渉し、いままでに6名がヤンゴンにある日系の自動車メーカや鉄骨製造メーカに就職しました(インターン含む)。
日系企業に就職することのメリットは、就職後も継続して正しい技術を学ぶことができる、ということです。
例えばミャンマーローカルの車整備工場に勤めると、その工場のメカニックたちは、ほとんどが今まで体系的な技術習得をしておらず、理論がなく経験と勘と自己流のみでやっている、という状態です。(これは、この国の歴史を鑑みれば、誰も教えてくれなかったわけですから仕方ありません)
一方、当校では日本人専門家を招いて、日本式の「正しく、論理的で効率的な」整備方法を教えています。そこで、当校の卒業生がミャンマーローカルの工場に就職すると、工場のメカニックたちとやり方が違うために困惑してしまう、時には職場のメカニックたちと衝突する、という事例が発生しています。
これは課題として認識しながら、我々は学校ですので、あくまでも正しく論理的な技術を教える、ということを貫いていきます。それが日本のNGOであるBAJがこの事業をやる価値だと思うし、そういう技術を学んだ「真っ当な」技術者が、今後この国の将来を背負っていくと考えています。

ヤンゴンの日系企業にインターンとして働いている自動車整備科卒業生(左)
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さて、最後になりますが、レクリエーションの話題。
学業ばかりでは訓練生も大変ですので、本校では放課後の時間は訓練生たちはサッカーをしたり、チンロン(※)をしたりと、思い思いに身体を動かしています。
(※)チンロンとは、籐の球を足や頭で落とさないように蹴りあうミャンマーの伝統競技。ネット越しに2チームが対戦するサッカーバレーの形と、5,6人が輪になって、落とさないように皆でリフティングをする形がある。後者ではかかとで蹴ったり後ろ向きで蹴ったりと様々な技を披露するエキシビションの風情があり見ていて面白い

ミャンマーでは1月4日は独立記念日の祝日です。ミャンマーの公立学校では、なぜだか知りませんが、この独立記念日前に、スポーツ大会を開催することが多いです。
我々もスタッフの発案で、12月25日から1週間、朝の授業前と夕方の授業後の時間を使って、各科対抗スポーツ大会を実施しました。種目は、サッカー、バレーボール、チンロンの団体競技と、「竹の棒の上に二人が向かい合って座り、抱き枕のようなクッションで叩き合って、相手を棒から落とした方が勝ち」という面白い競技をやりました。

チンロンの様子
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竹の棒の上で相手を叩き合って落とす競技(遊び?)
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サッカー、チンロンは当然ですが、バレーボールはこの国で割と人気があるのだなぁと思った次第です。

長文になりましたが今日はこの辺で。

パアン事務所 吉田
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