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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2016.04
06
Category : ラカイン州
ラカイン州の最北端マウンドーへ出張して活動のモニタリングをしてきました。
その一部の活動を紹介したいと思います。

2015年よりBAJでは、16か村の村落で農業機械研修を実施しています。
当地は、ラカイン仏教徒と回教徒との間に争いがある場所で、2012年には大きな紛争へと発展しました。
特に、争いが大きかった16か村に国連機関により農業機械(トラクター、ポンプ、脱穀機、稲刈り機)が供与されました。
BAJは、その機械の使用方法・維持管理方法・帳簿の付け方の研修を継続しています。

この活動の困難の一つに村へのアクセスがあります。
その16か村というのが全て僻地でBAJマウンドー事務所から車両で1時間いき、スピードボートに乗換え1時間以上かかります。
誰でも行ける場所ではなく国連のボートでないといけない場所になります。

村に到着したはいいですが、船着き場がありません。
満潮時に到着すればなんとか上陸できますが、干潮時に到着すると上陸するまで泥沼が続き、スピードボートから木製の小舟に乗換え、村落住民に押してもらい上陸できるといった具合です。
R0016838.jpg
船着き場

私が見学させてもらった村は4か村から3人ずつが集まり、
供与された農業機械に使用されている単気筒エンジンの修理方法を学んでいました。

村の委員会や訓練生に話を聞いてみるとこんな僻地でエンジンの勉強はできないので研修はとても役になっているとのこと。
実際に農業機械の貸し出し帳簿も見せてもらうと昨年1年間、供与された農業機械を希望する村人に貸し出しし7万円相当の貯蓄金ができていました。
R0016859 - コピー
帳簿を見せている様子

研修を受けている青年は、機械とともに操作者として日当5,000チャットも稼いだそうです。
本来の活動の目的は、両民族が一緒に委員会を運営し平和的な共存を促すというもので、研修会場には講師、研修生ともに両民族一緒に活動していることは確認できました。
ただし、委員会の運営が両民族で共同運営されているとは言い難い状況でした。

この村は、委員会が農業機械をうまくつかって貯蓄金の作れている、まだうまくいっている村落です。
このような村を激励し、益々、活動を深めていきたいです。
農業機械の使用時期が理解できるカレンダー、農業機械が村のどこで保管されているかなど可視化できるようアドバイスしました。

村に3台しかバイクがないような僻地でもセンスのいい青年はいるものです。
R0016856.jpg

カレン州パアン技術訓練学校を紹介し、更に技術向上や視野を広げられる機会を提供できたらと思います。
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青年

この村には、仏教徒と回教徒が通う学校が2校ありましたが、
両校とも床は土で、すきまだらけの壁に狭い校舎で酷いものですが、授業は毎日行われいます。
R0016876.jpg
学校

誰もこないようなこのような僻地で村落住民と一緒に少しでも良い質の地域インフラを作っていきたいです。
ここ、私たちがやらなかったら一体誰ができるの?っていう場所です。

(A)
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