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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2016.07
22
Category : 南東国境地域
みなさんこんにちは。
パアン事務所の吉田です。

BAJパアン技術訓練学校は、3年目の後期訓練を開始しております。
6月20日より、新たに75名の訓練生が入学し、EFI科第3期、自動車整備科第4期、電気科第4期、溶接科第2期の技術訓練を開始しました。

今日は、本校卒業生の就労現場についてご紹介します。
去る5月下旬、2日かけて、パアン近郊で卒業生が働いている現場8か所を回り、彼らの就業状況を確認するとともに、彼らや職場の上司にインタビューをしました。

1日目、まず、パアン市内、3名の電気科卒業生が働く電気工事現場を訪れました。
彼らは今改装中の建物で、スイッチやライトの配線をしていました。
彼らの上司である電気工事コントラクターの話では、「彼らの技術は悪くない。ここの現場でも色々教えているので日々スキルアップしている」とのことでした。
うち2名はすでに6か月以上このコントラクターの元で仕事をしており、1名はエアコンの設置までできるようになっていました。

<パアン市内の電気工事現場で働く電気科卒業生>
DSC09567resize.jpg

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次に訪れたのは鉄骨造りの倉庫の建設現場です。ここには溶接科卒業生3名が働いています。
ここの3人は、卒業後、実家に戻らずに、パアンで仕事をすることを選びました。ここで働くのは楽しい、と口をそろえています。
彼らの上司の話。「今鉄骨造りの建設現場が急増している。この現場が終わったら次の建設現場も決まっている。卒業生の彼らは日々技術が上達しており、次の現場くらいからは(自分が不在でも)彼らに仕事を任せられるだろう。」

<パアン市内の建設現場で働く溶接科卒業生>
DSC09975resize.jpg

<卒業生3名(右)と上司2名(左)>
DSC09984resize.jpg

次に、パアン市内を出て、郊外のペカター村に行きました。ここでは、電気科卒業生2名が、村の電気工事の仕事をしています。
村では、「電気管理委員会」のような組織があり、彼らはそこに所属して、送電線の点検・修理や、家の電気工事の仕事をしています。
このように、地元の村で技術を生かして働く卒業生が多いです。彼らにより、ミャンマーの田舎でも技術者がいることで、地域の技術力向上、ひいては経済の活性化が期待されます。

<ペカター村で働く電気科卒業生2名>
DSC09653resize.jpg

2日目は、パアン郊外のタマニャー村に向かいました。ここでは、自動車整備科卒業生1名が、車整備工場で働いています。彼はEFI科第2期卒業生でもあり、ヤンゴンにある日系自動車メーカーの面接を2社受けたのですが、残念ながらいずれも不合格でした。
しかしこの小さな田舎の工場で、彼は楽しそうに仕事をしていました。
「ここには電子制御車用のスキャナもあるし、EFI車の修理もできるので、やりがいがある。BAJの訓練学校で学んだことは毎日仕事で使っている。」

<タマニャー村で働く自動車整備科卒業生>
DSC09706resize.jpg

その後、コーカレイ郡チョンドーに入り、電気店で働く電気科卒業生を訪ねました。彼女は、当校でいままで2名しかいない女性訓練生のうちの一人です。
彼女がもう1年以上働くこの電気店では、時計や携帯電話、テレビ、電球まで電気製品を何でも売っています。また、電気工事の仕事も請け負っているそうで、彼女は、「BAJの訓練学校で学んだことは、いろいろ役に立っている」と話しました。

<チョンドーの電気店で働く電気科卒業生>
DSC09758resize.jpg

まだまだ話は尽きないのですが、そろそろ紙面の都合もありますのでこのあたりで締めたいと思います。

卒業生たちは、各職場で、真面目に働いていました。もちろん、卒業生の中には、途中で仕事を辞めてしまったりする人もいますが、大多数は、BAJの学校で学んだ技術を生かして就業し、自身の収入向上だけのためでなく、地域コミュニティの発展に貢献しています。
そのような現場を見ると、私も嬉しく思うし、これを継続してほしい、と思います。
今後も、我々としては、技術訓練だけでなく、彼らの卒業後の就労支援も合わせて注力していきます。

パアン事務所 吉田
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