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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2012.02
22
Category : 中央乾燥地域

1月10日、やっとの事でビザがもらえて再びミャンマーに帰って来る事が出来ました。

今回のミャンマー入りの目的は、勿論BAJミャンマーマグウェ事務所の活動目的である水供給事業を開始する事です。簡単に言ってしまうと水道もないこの地域で井戸を掘って、その井戸水を慢性的水不足に悩む農村の生活用水に使ってもらおうとする事業です。

この地域の農村の平均的家族(5人構成)が必要とする水の量は1日に約ドラム缶3本(600リッター)。そしてその半分がその家族の飼っている家畜(牛2頭、ヤギ、その他)の飲み水として使われます。
残りの300リッターが家族の飲み水、炊事洗濯、お風呂、トイレ、その他用途で使われます。

一人当たり60リッターとなります。この水も日本と違って蛇口を捻ればでて来ると言う訳には行きません。村の中に井戸が無ければ隣の村まで時間を掛けて水を買いに行かなければなりません。この時の交通手段が家族が持っている牛車ですから、それを引っ張る牛には家族の大事な水も分け与えられています。家族が半分、牛が半分。

村の井戸にしても村の空き地の何処かを村の皆さんが力を合わせて掘って作ったと言う様なものでは有りません。深さにしても200メーター以上になりますから人力でと言うわけにも行かないのです。

マグウェはミャンマーの中央乾燥地帯にあって雨も少なく降水量も少ないのですが、それでも雨季といわれる季節には雨が降ります。村には溜池があって雨季には雨水を貯めて生活用水としています。それも雨の降らない乾季になると最後には干上がってしまいます。ここからはもう井戸の水しかありません。

第三者的にはそんなに生活の大変な所に何故住むのかと思ってしまいますが、やはり生まれた土地を離れる事はこの地域の人にとって他人が考えるより難しい事のようです。

こんな環境にあっても村の人口は確実に増えて来ています。その人口の増加が村の水不足に拍車を掛けていると言うのが現状です。

BAJマグウェ事務所が開いてから第一番目の井戸掘り事業が1月17日から始まりました。一番目の井戸は技術研修も兼ねていて日本から井戸掘りの専門家も招いています。

約直径25センチの穴を210メーター掘ってその中に直径15センチの鉄管を入れます。鉄管の底の方には地下の水か入って来るように多くの穴が開けられています。その鉄管の中に今度は直径10センチほどの長細い防水した電動ポンプを下ろします。

実際の仕事はもっと複雑で何十と言う作業段階に分けられています。

今日現在、作業は進んで210メーターの掘削作業は終わり同じ長さの鉄管の挿入作業も終わりました。
掘削作業の後に検層といって地中に電気を流して水のある地層を探す作業があります。この作業の結果、この井戸からは予想していたより多くの水が出そうです。ラッキー!!!

井戸完成の様子は次回に・・・、請う御期待。

マグウェで井戸を掘っています



(ルン)
ミャンマー、マグウェ州(region),マグウェ市(township)住在

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