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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2012.05
24

最近、BAJのスタッフが立て続けにお邪魔しているのが面白い活動をしているMake World GreenとRural Development Enterprise。コンセプトは、会社が浄水器や太陽光システム、スキンケア商品、情報技術提供などで営利を生み出し、Rural Development Enterpriseに資金をまわし、リサーチや地域開発事業を行う。

活性炭を使った浄水器をリーズナブル価格で販売しているというところで、まずはBAJと接点がありました。活性炭は、今のミャンマーの技術ではできないと思っていたので、早速、技術者であるお父さんと面会を申し込みました。できれば、その工場も見せてほしいと。現場訪問に忙しいお父さんが2週間後につかまり、面会、工場見学も。

工場見学

ところが、勘違いがあったみたいで、浄水器外側を形成するPVCパイプの工場に案内されました。勘違いが伝わらないように、いくつか質問して取りつくろう。あのう、中身の活性炭の工場は?と聞くとデルタ地方の村で作っているとのこと。それでは、今日は行けないと諦める。ミャンマーでは捨てるほどあるヤシの実の皮を燃やして作る活性炭、輸送費がかかるだろうから現地加工が条件だと合点がいった。話を聞く限りだと、活性炭というよりは、限りなく木炭に近いものだと感じた。お父さんも高額な投資と高度な技術がなければ本物の活性炭は作れない、現地にあるものでコストを安く抑えるというコンセプトで開発しているのこと。とてもいいアイデアだと共感。

浄水器外側を形成するPVCパイプ

お父さんは、ミャンマーに一ヶ所しかないモーラミャイン大学海洋生物学を学んだ方で、定年退職して、今では、地方の地域開発に貢献しているそうです。一人娘が英国から戻ってきてから、娘さんがビジネスで得た収益をお父さんのプロジェクトに共有して、昨年は、4つの太陽光・風力発電プロジェクトと4つの浄水事業を実施して、今でも事業拡大しているよう。この親子、本当に仲が良い。

娘さんは、まだ28歳で若いのですが、英国で一人、1年勉強し、その後、5年間はITエンジニアとして仕事もされていたそう。『あなたのような外国人でも私たちの国を助けてくれているんですから、私も早く国へ帰って困っている人の役に立ちたいと思って帰国を決めました』と明るく語ってくれました。

車の中で話しているとオーガニック素材を使用したスキンケア商品も取り扱っているとか。自分が敏感肌でどんな石鹸も化粧品も受け付けなかったのでオーガニックにこだわったとのこと。本当にツルツルなお肌。高い広告代を使うより、30人のマーケィング担当者を使って売り上げの30%を報酬として渡していて、売り上げは順調にのびているみたいです。もうすぐ、オーガニックシャンプーも開発する予定だとか。しっかり、サンプルをゲットしました。

Rural Development Enterprise

企業で得た収益を社会開発に使う、とっても理想な形です。自然エネルギーや自然の素材を使って地域に貢献できるものを安く提供する、面白いことをしている家族を見つけました。現在、お父さんが開発にいそしんでいるのは、ラカイン州海岸から取れるある物を使用した有機肥料だそう。これからも、色々と教えてもらいたいと思います。


(A)

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