RSS
Admin
Archives

BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

プロフィール

BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

BAJホームページはこちら

最新記事
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR
アクセスカウンター
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2012.11
01
Category : ラカイン州
BAJのシトウェの新しい事務所はシトウェ飛行場の滑走路の延長線上に位置している。事務所の二階のベランダからは数本の立ち木の向こうに飛行機の離着陸がきれいに見る事ができる。
急に爆音が事務所の屋根の上に聞こえる、これは飛行機が着陸する時である。急いでベランダに出れば飛行機が地上に舞い降りる様がハッキリ見える。

View of Sittwe office No.2 ①
(地上に舞い降りる飛行機)

飛行機の爆音が窓から入って来る時はその飛行機が離陸して大空の中に舞い上がって行く時である。
数秒と言っても2,3秒間、その間誰の声も耳に届かなくなる。と言うかその爆音に掻き消されてしまう。
事務所での会議中に飛行機の離着陸があると訳も無いのに?(理由が分かっているのに)瞬間、“この野郎!”とイラついてしまう、たった2,3秒の事に。

騒音と言えば正にその騒音である。飛行機が好きでも騒音は嫌だ。
日本で飛行場の近くの住民が苦情を言ったり怒ったりするのもよく分かる気がする。もっと言って操縦士が操縦桿を引くタイミングを間違えればまともに家の中に飛行機が飛び込んで来る訳だから大変である。
この建物を事務所として借りる時には少しもその事を考えなかった。家賃の交渉にもこの事を持ち出さなかった。何て愚かであった事か!
無意識の内に飛行機が飛び上がったり舞い降りたりする様を身近に見られる事を喜んでいたのかもしれない。

View of Sittwe office No.2 ②
(シトウェの新しい事務所)

この年になっても、それが不可能な事だと分かっていても、一度、飛行機を飛ばしてみたい、操縦してみたい。青く澄んだ大空を飛行機を操って自由に闊歩してみたい、何て気になる。
自転車、オートバイ、自動車と来たらその次はもう飛行機しかない!(ボートもあるか、フム!)

69年前にこのシトウェ(昔はアキャブ)の青空を知っていた若者がいた。第二次世界大戦(大東亜戦争)でこの空を戦場として戦って来た旧大日本帝国陸軍と旧大英帝国空軍の若きパイロット達である。(年寄りが戦闘機を操縦していたなんて聞いた事が無い)
理由がどうであれ、この大きな青空を飛び回るなんてカッコ良い(クール)と思ってしまう。
(実際は命をかけて空に舞い上がるのだから、そんな甘っちょろい事では無いとは分かっているが)

私は17年前にこの空をUNHCRがチャーターしたミャンマー空軍のPC6と言う単発プロペラ機で飛んだ事がある、もちろんパッセンジャーとしてだが。
この空でそれぞれの国の為に若くして命を落としたパイロット達がいる事を思うと感慨深かった。その時の飛行機の爆音はそのパイロットが生きている証拠であったと思う。
今は戦争も無く、地上から騒音を撒き散らす飛行機に向かって“馬鹿野郎!”と心の中で吼えている、自分もその飛行機でここに来ているのに。

人(私)は何て身勝手な生き物か!!!


(ルン)

スポンサーサイト

Comment

非公開コメント