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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2013.05
17
Category : 未分類
こんにちは。ヤンゴン事務所の原です。

最近登場回数が多い気もしますが、

それだけ現在ヤンゴン事務所が活気づいているとお考えいただければ幸いです(笑)。



さて、本日はラカイン州シトウェで学校建設を視察を終えた、

お二人の建築専門家の方がヤンゴン事務所にお見えになりました。


ご存じの通り現在BAJは、ラカイン州のシトウェ周辺に日本財団の資金で、

今後5年間で100校の小学校を建設しようとしています。

学校建設が始まり数カ月が経ましたが、

一部新しい技術を用いた事もあり、また今後より多くの校舎を建設するため、

この度専門家の方に足を運んでいただき、ご意見をいただく事になりました。



サイクロンがラカイン州を通過するとの天気予報だったため、

予定よりも短い現地調査になってしまいましたが、

非常に分かりやすく、現在抱えている問題を本日ご説明いただきました。


saigo




現在私どもはコンクリートの校舎を立てていますが、

よく起こる現象として言われているのが、壁や床などにおこるクラック(ひび割れ)。

昔、小学校などで見た記憶がある方も多いのではないでしょうか。

このクラック、当たり前の話ですが、

あるよりない方が断然いいです(笑)。

理由としては、
・壊れていく
・見栄えが悪い
・水漏れがする原因となる

等が上げられます。



では、なぜクラックは起こるのでしょうか。

・広い面積の壁が、熱膨張を起こし、増した体積の行き場がなくなってしまったため
・コンクリートに埋め込んだ素材が、熱膨張率の高いものであるため
・砂、水、土、砂利を混ぜてコンクリートを作るが、その配合率が悪いため
・ひさしの付け根などは、たわみでひびが入りやすい。
・強度がもともと弱い

等が挙げられます。

対策としては、
・熱膨張が起きそうな所は、間を空けて伸縮自在のシリコンを入れて膨張に対応。
・ひさしなどは、吊るなどして補強する。

などが考えられるそうです。


また、当現場ならではの問題もあります。

コンクリート製造に使用する水は、ため池の泥水であり、配合に問題があるのでは?

との懸念が出ています。強度の強いものが出来ていない可能性があります。

しかし現実には、清水を手に入れる事が出来ず、

ため池の泥水で何とかやっていくしかありません。

こんな時こそ、現場の知恵が役に立つのですね。



BAJでは限られた予算、限られた環境で作業を行っています。

そのため、如何に少ない材料で、如何に短い工程で建設するか。

その事を常に考えながら作業を進めています。

ほんの少し、梁や壁を薄くしコンクリート使用量を減らしていく。

そういった努力を少しづつ進めていっています。



そのため、校舎は改善を加えられていき、

どんどん新しいアイディアの詰まったものが出来上がっていきます!!

今後、建築の専門家の方から、改善案が送られ、

それに沿いまた新たな校舎が出来上がっていきます。

これから、BAJの校舎がどれだけの進化を遂げる事が出来るのか。。

皆さんも応援よろしくお願いします!!
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