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BAJ★ミャンマーブログ

ミャンマーで活動するNGO駐在員の日記 (ヤンゴン、ラカイン、パアンから)

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BAJミャンマー駐在員

Author:BAJミャンマー駐在員

~アジアに架ける橋~
特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)は、技術訓練や収入向上支援、生活環境の基盤整備を通しアジアの困難な状況に置かれた人々の自立を支援しています。

こちらのブログではBAJのミャンマー駐在員が活動を紹介しながら日々の出来事、喜び、驚きを日記にします。

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2013.08
07
Category : ラカイン州
こんにちは。マウンドー事務所の原です。


6月28日にラカイン州の北部に位置する同事務所に赴任し、およそ1ヶ月が経ちました。

当たり前の話ですが、日本とは環境が大きく違い、少々戸惑っている部分もあります。

テレビで映るミャンマーの多くはヤンゴンで、そのヤンゴンもここから見れば、遠い都会と映ってしまいます。

今後こちらの状況を、当ブログで少しずつご報告していきたいと思います。



本日は、マウンドーという町が、どれほどヤンゴンより遠いか、

ヤンゴンからマウンドーへの道のりをご紹介したいと思います。

直線距離を地図で物差しを用いて測ってみますと、約600キロの距離にもなります。

日本で考えた場合、車で頑張れば、高速道路で1日の距離ですね。



ヤンゴンからマウンドーへの道のりは、飛行機、船、車で約2日間。

これは後述する船の出発時間が早朝のみであり、飛行機との時間が合わないためです。

逆にマウンドーからヤンゴンへ向かう場合は、早朝に出発したら夕方にはヤンゴンに到着

できます。それでも万が一のボートの遅れを考え、移動には通常2日取っています。





■ヤンゴン ー シトウェ間

まずは、ヤンゴンからラカイン州の州都シトウェまで飛行機で飛びます。

小型のプロペラ機で約1.5時間の空の旅です。

値段はだいたい片道1万円弱くらいになります。

こちらの飛行機ですが、複数の航空会社が就航しており、

毎日一便はどこかの飛行機会社の飛行機が飛んでいます。



■シトウェ - ブティダウン間
 
シトウェからマユ川という、ラカイン州北部から流れてくる川を、高速艇でさかのぼっていきます。

写真の高速艇は、昔マレーシアの川で走っていたものらしいです。

室内はエアコンが効き、映画や歌番組の上映を行っています。

こちらの船で4時間から5時間かけて、中継地点のブティダウンという町へ向かいます。

シトウェからブティダウンまで、片道運賃が外国人は18000ks(約1800円)。ミャンマー人はその半額。

船内は意外にも込み合っていました。

船2


高速艇以外にも、スティーマーと言われる日本のフェリーに似た船も走っています。

こちらは、片道10時間以上かかると言われています。

数年前までは、このスティーマーでスタッフは移動していました。大変な旅ですね。




■ブティダウン - マウンドー間

ブティダウンからは、BAJマウンドー事務所のランドクルーザーにて移動です。

マユ山と呼ばれる山を1時間かけて越えるのですが、アスファルトで舗装されていない部分も多く、

走行中は常に揺れ、また特に雨季には、土砂崩れの情報を定期便のバスから聴取するようにしています。

BAJ内のトップが訪問しようものならば、帰りは船の時間もあるため、朝早くから下見の車が出ます。

道なき道

それでもマウンドータウンシップとブティダウンを結ぶ大事な道路であるため、

常に舗装工事が行われています。

かなり昔に架けられた橋をコンクリートの橋にかけ直したり、また古い道路を迂回するような道を切り開いたり。

古い橋



写真は1918年にイギリス軍により建造されたトンネル。100メートル位あるのでしょうか、かなり長いトンネルです。

かなり狭いトンネルですが、これは修繕を重ねるごとに壁を塗り固めたためにこうなったとか。

トンネル入り口

トンネル内


この地域は第2次世界大戦中、イギリス軍と日本軍が衝突した所でもあります。

伝え聞いた話によると、四方を囲まれた日本軍でしたが、何とかイギリス軍の包囲網を突破したとか。

この地域に70年近くも前に多くの日本人が戦った歴史があるという事実に、胸に込み上げてくるものがあります。


また、山肌が出ている部分もあり、これは木材の伐採が行われたとのことです。

多くのバングラデシュからの難民が、生活のために多くの木材を伐採したとのことです。

難民の流出は、多くの問題を引き起こすのですね。




■マウンドー到着

山を下ると、その出口にあたる場所にUNHCRの事務所が左手に見えます。

次に草原と田んぼ、そしてため池の風景が広がります。

そのような景色の中で、牛やヤギがゆっくり草を食んでいます。

北海道の大草原を思い出させるような風景です。非常に贅沢な風景ですね。


到着風景
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